2014年12月31日水曜日

2014年最終日。

2014年が終わる。
今年は、たくさんの変化があった。
海外にいる時、自分の人生についてたくさん考えたつもりだった。
刺激的な毎日に、価値観もぶっ壊された。
でも、そんなの全然浅かったな、と思ってしまうくらい、
今年はもっともっといろんなことを感じ、考えた一年だった。

自分には何があるのか、何をしたいのか、どうなりたいのか。
それを深く考えることは必要で、大切なことだ。
でも、それは先のことだから、
今その答えは、はっきりと「これだ」というものなんて、出せないんだ。
今まで、「誰もが毎日でも来られるような場所をつくる」= 「パン屋」だと決めていた。
それなりに時間をかけて導き出した、「パン屋」という答え。
それを軸だと思っていた。でも、どうやらそうじゃないのかもしれない。 
それを必死に持っていたのは、自分の中に置く「これだ」というもの、「これです」と人に言えるものがないと、
自分を保っていられなかったからだったんじゃないかと、今は思う。

この一年の変化の中で、少しずつ、そんなものがなくても、
自分が自分でいられるような気がしてきた。
「パン屋」という答えのまま、真っ直ぐ進んでいたら、
たぶん「パン屋」にはなれただろう。
でも、パンがなくても、僕が僕でいられるようにはなれなかったかもしれない。
パンがなくても、農業がなくても、自分でいられるほうがいい。

何かに囚われることなく、自分にとって一番の選択を繰り返していけたらと思う。

【12月31日(水)】
晴れ/12℃・-2℃
今年も一年、ブログをお読みいただきありがとうございました。

2014年12月30日火曜日

ゆったりとした年末。

埼玉、ときがわ町にて、おでん。豆腐屋さんのがんもが超旨い。
年末年始は毎食毎食食べ過ぎる。
でも、家族や友達と大勢で食卓を囲む機会が多くて嬉しい。
みんなで食べるご飯の美味しさを、改めて実感してる。
今年の年末はゆっくりだ。

【12月30日(火)】
晴れ/10℃・-1℃
大根掘ったり、温泉に行ったり、散歩したり。

2014年12月29日月曜日

山奥で餅つきパーティ。









マンマリカ、メミヤマさん家で餅つきパーティ。
俺たちの米、廣田さんのもち米の玄米餅。みんなで持ち寄った手作りの料理やお菓子。
薪ストーブを囲んでみんなで食べて飲んで、歌って笑って。
年の瀬の最高に豊かな時間。いや〜楽しかった〜!

【12月29日(月)】
曇り/7℃・1℃
餅つきのフォームを褒められた。地味に嬉しい。


2014年12月28日日曜日

半年ぶりのKANEL。

半年ぶりにKANEL BREADへ。(写真はカネルで撮らなかったのでランチのアワーズダイニング。)

半年間、ずっと行きたいとは思いつつ、どうしても行けなかった。
理由はうまく言葉にできない。
中途半端であの場所を去ったことへの申し訳なさ。僕のことをどう思われているか、皆さんの大きさをわかっていながら、余計な心配もしていた。
あそこは僕にとって本当に特別な場所で、特別な人達がいて。
全部がかっこよくて、あったかくて、憧れで、でもだからこそ感じる、自分の未熟さが浮き彫りになる感覚。
やっと身につけた小さな自信も、あっけなく萎む。
それが怖かったのかもしれない。

でも、やっと最近、そんな全部を受け入れられるようになった。
それは自分の中ではけっこう大きな変化で、ようやくきちんと前を向けた気がしてる。

久しぶりのあの場所は、半年前よりもさらにすごい場所になっていた。でも、もう自分が情けなくなったりはしない。むしろやる気が満ちてきて、ワクワクした。
皆さんがあたたかく迎えてくれて、忙しい中、話す時間もたくさんいただいた。それがすごく大きかった。
行ってよかった。行けたことでまた、少し自分が変わった気がする。

【12月28日(日)】
晴れ/8℃・-5℃
改めて黒磯が大好きになった。時間が全然足りなかった。

2014年12月27日土曜日

父からのオーダーでパン。

ゴルフコンペの参加賞に使いたいということで、父からパンの注文。
ありがたい。
まとまった注文をもらえるなら、あと週一回くらいパンを焼く日を増やしたい。
そうできるようなシステムを考えてみよう。

【12月27日(土)】
晴れ/7℃・-3℃
大根をワインに合う料理にしたいと思ったけれど、難しい。今日は揚げて失敗。次は焼いてみよう。



2014年12月26日金曜日

蜂蜜ジンジャーレモンラペ。

今日とれた沖縄島にんじん。
内股。なんかセクシー。

蜂蜜ジンジャーレモンラペ。いつもと違う、冬の味。
蜂蜜、生姜のみじん切り、レモン汁、オリーブ油、塩コショウ。
この味、お気に入り!

【12月26日(金)】
晴れ/8℃・-4℃

白菜が凍ってどんどん腐ってしまっている。早めに収穫しなければ。

2014年12月25日木曜日

豆乳食パン、試作。

自分で育てられるものでいろんなレシピを考えることは、
出どころのわかる安全な食べ物を安心して食べられる、ということもあるけれど、
それ以上に魅力を感じるのは、
これから世の中がどんなに変わっても、
自分の力でいろんな美味しいものを食べ続けられる、ということ。
そんな力を身に着けられれば、
憲法を変えられようと、国が破綻してお金が紙切れになろうと、
美味しいものが食べられる、食べさせたい人に食べさせられる。その事実は揺るがない。
それさえ叶えば、他がどうだろうと僕はけっこう幸せな気がする。
その幸せは、周りにも伝染するはずだとも思う。
このことの方が、多くの政治家の仕事よりもよっぽどクリエイティブで、世の中をよくできるんじゃないかなぁ。

今日は豆乳食パンを試作した。
粉と同量の豆乳を入れて、砂糖、油脂は不使用。
さっぱりヘルシー。豆感たっぷり。この場合の水分量って100%ってことになるのかなぁ。
来年は、これを自分で育てた麦と、大豆で焼いてみたい。

【12月25日(木)】
晴れ/9℃・-5℃

あ、そういえば今日は、メリークリスマス!

2014年12月24日水曜日

農園カードが届いた。

プリントパックにオーダーしていた、農園のカードが届いた。
何だか入会キャンペーンで2000ポイントもらえて、
このサイズとカラーなら800枚でも2000円しなかったので、
無料で800枚も作れてしまった。
さすがに多すぎたかなぁ。
でもとりあえず、誰かと会った時に渡せるものができてよかった。
置きたいと言ってくださるお店も何件かあるので、
早速持っていこう。
いろんなところに置いて、たくさんの人に知ってもらおうっていう配り方は、
なんかしっくりこない。(そんなにいろんなところに置ける気もしないけど。)
きちんと考えて、 置きたいと言ってくれて、自分でも置かせてもらいたいと思う場所へ。

【12月24日(水)】
晴れ/9℃・-2℃

初めてクロワッサンを焼いてみた。やっぱりいきなりうまくはいかないなぁ。不細工。リベンジしよう。

2014年12月23日火曜日

3種の大根、貯蔵。

おでん大根、赤大根、聖護院大根。
枯れたり、凍結して腐ってしまったりする前に、貯蔵作業。
引き抜く。
葉っぱを切り落とす。葉っぱを残すと成長し続け、スが空く可能性がある。
畑に穴を掘る。
日が当たる時間が少ないように、南か西側の壁にもたせ掛けて、頭を下に向けて並べる。
土を被せる。
切った葉を被せる。

完了!

【12月23日(火)】
晴れ/9℃・-3℃

圧力鍋購入。明日早速大根を煮込もう。あと肉も。

2014年12月22日月曜日

白菜とリンゴのサラダ。

シャキッとしているので、生で食べるのに向いていると思っていた白菜グラナート。
食感を活かすのにいいレシピを教えていただいた。
千切りにして、リンゴの千切りも合わせて、
チーズをのせて(ウォッシュとかシェーブルとか。今日はクリームチーズ。)、
砕いたクルミを散らす。
白菜とリンゴのサラダ。
白菜のシャキッ、と、リンゴのシャリッ。そしてクルミのコリッ。
口の中が楽しいサラダ!

【12月22日(月)】
晴れ/9℃・-3℃

12月に入ってから蒔いた小麦がいまだに発芽しない。温度が足りないのか…。祈ろう…。

2014年12月21日日曜日

「Tenjin Covo」やります。来年。

今の自分の力と向き合いたいというか、腕試しをしたいというか、
とにかく、何かしたいと思っていて、
考えたことを、ルペリカンルージュのスタッフ、金澤さんに話してみたところ、
「俺も同じことを考えてたよ」(!)との返事。

というわけで、二人で、2015年1月11日(日)、ルペリカンルージュにて、
一晩限定の立ち飲み屋「Tenjin Covo」を開店することに。
金澤さんの料理と、僕の野菜とパンのコラボ。
Covo=秘密基地。当日定休日のペリカンをオーナーからお借りして、この日だけ、ペリカンを僕たちの秘密基地に!

まだまだできることは少ないけれど、
できることを精いっぱいやって、どこまでできるか試してみたい。
快くお店を使うことをOKしてくれた真巳さん、さすが懐が深い。頭が上がらないなぁ。
がんばろう!

■屋号:「Tenjin Covo(テンジンコーヴォ)」
■日時:2015年1月11日(日)17:00~24:00(LO23:00)
■場所:ルペリカンルージュ 栃木県鹿沼市天神町1852−7


【12月21日(日)】
晴れ/11℃・2℃

金澤さんの試作料理を味見した。旨い。僕も頑張らねば!

2014年12月20日土曜日

カラフルなキャロットラペ。

小ぶりで淡い色合いのリトルフィンガー、カリッとしていて野性的な味の沖縄島にんじん、カブみたいに丸いマルシェドパリ。
いろんなにんじん収穫中。いずれも栽培中無農薬、無肥料。

皮ごと千切りにしてラペにすると、色がすごくきれい。 
レモン果汁、みかん果汁、オリーブ油、塩コショウ。
レーズンも入れて。

【12月20日(土)】
曇り/7℃・0℃
色の濃いにんじんがあっても面白いかも。来年育ててみよう。

2014年12月19日金曜日

26歳の誕生日。

26歳の誕生日。前日の夜から、次の日の朝まで、
とっても豊かな気持ちで過ごさせていただいた。
愛のある方々に恵まれて、本当に嬉しい。
ありがとうございました。
25歳は変化の一年だった。
この一年も、いろいろあるだろうけど、いい年にきっとなる。

【12月19日(金)】
晴れ/8℃・-4℃
カネルのパンが変わっていた。美味しくて美味しくて、何もつけずにあっという間に食べた。

2014年12月18日木曜日

植物性100%のキッシュ。

生地、アパレイユ、具、全部植物性のキッシュを試作してみた。

■生地
・有機ゆめかおり 150(ふすま5)
・なたね油 50
・水 40~45
・塩 ひとつまみ
■アパレイユ
・豆乳 200
・味噌 50
・酒粕 30
・葛粉 5
■具
牛蒡、蓮根、しめじ、玉ねぎ

生地を180℃30分空焼き。
冷めたら具とアパレイユを入れて、
180℃45分、150℃30分。

農家にとって、植物性でレシピを考えるということは、
付け次第で全て自家産素材でつくれる可能性があるということ。
レシピを元に作付け計画を立てるというのも、
面白いかもしれないな。

【12月18日(木)】
晴れ/8℃・-1℃
リトルフィンガーにんじん試食。小ぶりな形、淡い色合い、優しい甘み。

2014年12月17日水曜日

ロゴマーク的なもの考察。

名刺というか、ショップカード(ショップないけど)みたいなものの必要性を感じ、
いろいろと考えながら描いてみたら、こんなのができた。
「不気味」とか、「キモい」とか、そんな意見が多いけれど、
パッと目を引く感じはするし、自分なりに意味は込められたので、
これを使おうと思う。

自分の名前(大樹)も、「一本杉農園」という屋号も木。
農を通して、一本の木の周りには豊かな生態系が生まれるということを知り、
そんな、大きな木のような存在になりたいと思った。
だから、木をモチーフにしたかった。
そして、祖父母が営んでいた「一本杉」という蕎麦屋。
祖父母の代で一度「一本杉」は終わったけれど、
僕の代になり、また新たなスタートをしたという意味で、切り株から新芽を出した。
自分の顔の特徴を写して、鼻を高くした。
そんなところかな。
前に働いていた会社の先輩が、イラレのデータも作ってくれている。
こいつが色々と活躍してくれたら嬉しい。

自分の色を出すことは、自分をよく知らなきゃできないし、
できたところでそれを他人に見られることは、とても恐いことだ。
そのことを自覚できたんだろうか。最近、もやもやが少し晴れた。

【12月17日(水)】
曇り時々雪/7℃・-2℃
今年初の雪。野菜チップス試作。じゃがいもは1mmで180℃25分。もっと試したい。厚さが調節できるスライサーが必要だなぁ。

2014年12月16日火曜日

帰ってきたバターナッツ。

ドーナツ屋の姉御から、バターナッツの種を受け取った。
バターナッツを物々交換で買ってくれて、
食べた感想も丁寧に伝えてくれ、種までとっておいてくれたのだ。

きちんと向き合って、楽しんで食べてくれたんだと思う。
こういう人に選んでもらえるものを提供できる生産者になりたい。
それだけでなく、少し早い誕生日プレゼントまでいただいてしまった。
パッケージがとってもかわいいシュトレン。
少しずつ、大切にいただきます。
食べ物との向き合い方、人とのつながり方、自分のスタイルの出し方。
かっこいい先輩から学ぶべきことは多い。

【12月16日(火)】
雨/4℃・0℃
雨の日は勉強。と、農園のロゴマークづくり。

2014年12月15日月曜日

月曜日はアンリロパンの日。

今日はアンリロへパンを卸す日。(写真は先週のパン。今日は撮り忘れ。)
毎週月曜日のパン、だんだん定着してきてくれたのか、
ここのところ無事完売が続いている。ありがたい。
売れ残るとお店にも申し訳ないので、あまり思い切った量を焼けていなかったけれど、
これから徐々に焼く量を増やしていきたいな。

毎週毎週、自分の気分と採れた野菜の具合で焼いているので、
いつも違うパンを届けているけれど、
おおらかに全部受け入れて、自由にやらせてくださるオーナー。
感謝ばかりです。

【12月15日(月)】
晴れ/8℃・-3℃
久しぶりにファミーユでランチ。今になって改めて、見てすごい、食べてすごい。そんな店だった。

2014年12月14日日曜日

リビングマーケットにボランティア参加。

真岡のリビングマーケットにボランティアスタッフとして参加。
約2年ぶり?くらいかな。
僕が知っている頃のマーケットと、
変わらない部分もあり、進化・深化している部分も。

今回のテーマは、「Let's 選挙」。
テーブルには選挙に関する資料が置かれ、
美味しいものを食べて、普段の会話も楽しみしながら、
選挙や政治についても気軽に接点を持てる環境づくりを。
出店者の皆さんはみんな意識が高い。
だから、お客さんもそういう人が集まりやすいのかな、と思っていたけれど、そこまで活発に政治の話が生まれてはいなかったようだ。
やっぱり口に出しにくいのかな。
僕自身も、ある程度ここから自分はブレないなという考え方は持っていても、
それをいざ人に話そうと思うと、
きちんと誤解なく言葉にできる自信がない。
「政治=難しい」という、勝手に刷り込まれたイメージがあるからかなぁ。

僕は、自分から弁を立てるのは難しかったので、
他の出店者の皆さんに色々と質問をして、意見を伺って吸収できるよう心がけてみた。
皆さんが、僕の言葉にできていない部分とほぼ同じことを、
うまく言葉にして話してくれるのが嬉しかった。

こういう機会が増えれば、
僕も自分の言葉で話せるようになると思うし、
同じように、そういう人が増えるかもしれない。
いざ選挙!ってなってから起こす行動も大事だけど、
日頃からの積み重ねも大切だと感じた。

そして、夜には、
今日お会いしたほとんどの人の意向とは真逆の選挙結果が出た。
投票率は戦後最低らしい。これを民意をしていいはずがないと思うんだけど…。

【12月14日(日)】
晴れ/7℃・-3℃
そんなに大した働きはできていないのに、出店者の皆さんからたくさんお土産をいただいてしまった。ありがたや~。

2014年12月13日土曜日

当事者意識と、未来への責任感。

中長期的な未来のためにするべきことは、
自分の意見を投票としてきちんと形にすること。
今現在の自分の暮らしのためにするべきことは、
近しい人とのコミュニケーション、価値観の共有。
 
明日は選挙、という今になって気づいた。

選挙自体よりも、選挙をキッカケに周りの人と話し合って、自分たちにとっての理想の社会を共にイメージすることのほうがずっと大きな意味を持つ。
自分の社会をつくるのは、自分とそれに関わる人だから。
 

自分の手が及ぶ範囲のことは、自分で責任を持つことが重要だ。
自分の暮らしが楽しくなかったり、満足できなかったら、それは自分のせい。
政治に頼っていてはいけない。
逆に、自分の手が及ばないほど、時間とか距離が遠いものをよくしていくには、政治参加だと思う。自分じゃどうにもできないんだから。
大事なのは、当事者意識と、未来への責任感。

美味しいものを囲んで、ユーモアを持って、
世の中や自分たちの社会、未来について話せたらいいな。

【12月13日(土)】
晴れ/11℃・-2℃
明日は選挙、と同時にリビングマーケット。

2014年12月12日金曜日

期日前投票に行ってきた。


選挙の話も、政治も話も、日頃から全くといっていいほど、しない。
家族とも、親しい友人とも、誰ともだ。
それは、自分がそもそも政治に対する関心が薄くて、いかに日頃から政治について考えてないかバレてしまうのが怖いからかもしれない。
つまり、選挙の話をするとバカで呑気な自分をさらすことになる気がする。

これではいかんと思い、自分なりに勉強をする。
で、その結果の自分の意見をSNSなんかに書こうものなら、
ここぞとばかりにガチの反論や達観視した上からの意見がふりかかってきそうだ。

でも、そうやって蔑んだり、反論などをふりかけてくる人たちは、
自分に比べてどれだけ日頃から政治のことを考え、どれほどの知識をもっているというのだろう。
実はそんなに変わらないんじゃないか?
と、最近僕は思ってる。
政治の話になると急に話し方が上からになる人が多くて嫌だ。

政治に今ほど関心がなかった頃は、自分が何もしなくたって、
選挙のたびに、
「選挙やったんだから、いい世の中になっていくはずだ。」
なんて思っていた。
でも、全然ならなかった。その度に思い知らされた。
黙っていたら、世の中は自分の思うようにはならないし、
実際どういう世の中が本当にいい世の中か、そのイメージも自分の中で具体的に育たない。

選挙に行くようになった今も、
日頃からちゃんと考えてないから、投票所にいる資格がないような気がしてくる。

じゃあどうすればいいのか。
日頃から、もっと話すだけでいいんじゃないだろうか。
一人で勉強して一人で考えるよりも、
みんなで話し合って違う意見も取り入れながらの方が、
ずっと早いし深い。それに、無益な会話よりも楽しいはずだ。
そういう雰囲気をつくろう。そういう会話をしてくれる人を大事にしよう。
14日(日)のリビングマーケットは、そんな会になるらしいので、楽しみ。

今回の選挙は、そういう風に考えるようになるキッカケとして、
自分の中で意味のあるものになった。

今日、期日前投票を済ませた。

【12月12日(金)】
曇り/10℃・-2℃
14日(日)は真岡でリビングマーケット。出店ではなく、お手伝いとして参加。

2014年12月11日木曜日

中国白菜グラナート、試食。

細長く結球する、中国白菜グラナート。
無肥料でも、小ぶりながらなんとか結球してくれた。

本日初収穫。味見。
生で食べてみると、エグみや臭みはなく、サクサクとした食感。
緑の部分はレタス、白い部分はチコリみたいな感じ。おいしい。
でも、直売所に行くと、
3キロはあろうかという大きな白菜が100円台で売られている。白菜って安い。
価格では勝負にならない。見せ方の工夫と食べ方の提案が必須だ。

白菜といえば、鍋。
塩をして鍋にたっぷり並べれば、ほぼ白菜からでる水分だけで煮込める。

火が通ったら、豆乳を加えて、味噌をとかして完成!
白菜と豚肉の豆乳味噌鍋。あったまる〜。寒い日には最高。
中国白菜グラナートは、身が比較的シャキッとしている印象。
丸々とした白菜は煮込めばとろけるような食感になるのに比べると、歯ごたえが少し強い。
煮込みに向いてないわけではない(実際鍋でもすごくおいしい)けれど、
サラダやソテーのほうが真価を発揮しそう。漬物もいいかも。

【12月11日(木)】
雨/8℃・1℃
廣田さんから伊勢土産の手ぬぐいをいただく。

2014年12月10日水曜日

トラクター初稼働!

昨日いただいたユメカオリとスペルトを播種するために、
トラクター初稼働!
乗り方はWWOOFで教えてもらっていたので、問題なく使えた。
さすが乗用は早い。いつものマメトラで耕すのと比べたら、たぶん10分の1くらいの時間でできたんじゃないだろうか。

風に逆らう 俺の気持ちを
知っているのか 赤いトラクター
燃える男の 赤いトラクター
それがお前だぜ いつも仲間だぜ
今日で小麦の作付け面積がかなり広くなった。
来年たくさんパンが焼けるといいな。

【12月10日(水)】
晴れ/9℃・-2℃
明日は雨の予報。いいタイミング。

2014年12月9日火曜日

場所とタイミング。

有機農家さんから直接買っている小麦粉がなくなったので、
直売所で売っている普通の栃木県産の小麦粉を使ったら、
発疹が出てしまった。
身体は正直。別にもう動揺したりはしない。3日くらい粉に触らなければ治るはずだ。
身体との付き合い方も、選ぶべきものも、だんだんわかってきた。

茨城の自然農の農家さんの畑へ。
ユメカオリの播種について教えてもらい、種もたくさん分けていただいた。
肥料を入れない自然農は、作物の生育もゆっくり。
だから僕は、早めに播種して生育期間を長くとるものだと思っていた。
でも逆だった。
あえて遅めに(通常、麦は11月中旬~下旬。それを12月初旬に)する。
そして、畝間は40cm。播種の直前に耕す。
そうすることで、草を制する。
12月初旬以降に発芽してくる雑草はほとんどないため、このタイミングで耕せば春まで雑草なし。
春には麦の背が高くなるため畝間は日陰になり、除草が必要になるほどには雑草は伸びられない。
麦の収穫を迎える6月中旬まで、除草要らず、ほとんど放置で問題なく進めるという。
なんなら麦踏もしなくてもいいとか。すげー。

他の作物についても、同じ理論を当てはめることができる。
最も重要なのは、その土地に合う作物の選択(同じ畑でも畝によって合う合わないがある)と、
播種のタイミング。
タイミングを掴むには、10日ずつずらして同じ種を蒔いて、生育と雑草の状態を観察するといい。
その2つが完璧にハマれば、するべき世話は播種と収穫のみになる。

身体についても同じなのかもしれない。
自分に合うものと場所を選び、よきタイミングで動く。
理論武装も要らない、着飾る必要もない。
いいものをつくり、いい自分でいるための肝は、そこなのかもしれない。

【12月9日(火)】
曇り/12℃・-1℃
黒大根、トロンボーンズッキーニの種もいただいた。

2014年12月8日月曜日

生ものを食べて酵素を摂るべし。

鹿沼のリンゴ農家、ひざつきフルーツプラザの渡辺さんから連絡が入った。
「アレルギーを治す人が来ている」
という。

早速お話を聞きに行った。

その方は、「玄米酵素」の販売を行っているそうだ。
人間の体内には酵素がある。
ものを食べると、人間は酵素を使って消化をする。
怪我をしても、酵素の力でそれを治す。
しかし、身体の中の酵素の量には限りがある。
そのため野生動物は、怪我をしたら、栄養をつけるために何かを食べるのではなく、ただじーっとして回復を待つという。
つまり、酵素を外から取り入れることと、もともと持っている酵素の消費量を抑えることが、
健康に繋がるのだそうだ。
アレルギーも、消化しにくいタンパク質が原因になっている場合が多いため、
酵素を充実させて分解が円滑に進む状態がつくれれば、発症しにくくなるという。
だから、玄米の酵素を毎日摂取するといいとか。顆粒で。

僕は、「これを飲んでおけば安心」みたいなものは信用していない。
でも、酵素の話は参考になった。
人間は、多くの場合、食べ物を煮炊きして食べる。
火を通せば、雑菌も排除できるけれど、酵母や酵素も殺してしまう。
生のものを食べることも、食事の中に取り入れることが大切なのだろう。


リンゴ畑でリンゴを、もいでそのままいただいた。
旨い。
パッケージを空けて顆粒を飲むのではなく、
これでも酵素が摂れるなら、僕はこれがいいな。

【12月8日(月)】
晴れ/11℃・-2℃
東京から来ていたお金持ちそうな社長さんから、タルマーリーの話を聞いた。やっぱり一度行ってみたいな。