2015年1月31日土曜日

冬野菜の甘さは、しっかり味わいたい。

昨日降った雪。けっこう積もった。
しかし、今日は日差しが暖かくて、お昼までにはほぼ溶けてくれた。
雪が溶けていくのを見ていると、同じ畑でも場所によって溶けるスピードが異なる。
日当たりの微妙な違いや、土の中にいる微生物の活動量、植物の体温の差。
原因はたくさん考えられる。

そういえば、寒さに当たると野菜は甘くなる。
その理由は、
植物は細胞内に水を多く含むため、凍ってしまうと水の体積の増加によって細胞壁が壊れて死んでしまう。
それを防ぐために植物は、光合成でつくりだした糖分や、体内のでんぷんからつくり出した糖分を、細胞に蓄えることで、本来0℃で凍るはずだった細胞内の水分を凍らないようにする。
水の凝固点は、糖分を多く含めば含むほど、下がる。
つまり寒さで植物が甘くなるのは、過酷な環境の中で生き残るために必死に行動した結果。
それを知ったら、冬野菜の甘さがより愛おしくなった。しっかり向き合って食べよう。

深いなぁ。農業はおもしろい。

【1月31日(土)】
曇り/8℃・-2℃
写真の雪解けケールは、明日のイベントでタルティーヌにつかう!

2015年1月30日金曜日

デザインのお仕事(素人)。

パッケージデザイン制作の依頼をいただいた。
完全に素人なので大したことはできないけれど、
とりあえず、簡単につくったものをいくつか提案して大まかな方向性を決定。
右の感じで。ここから磨く。
かっこよくできるといいなぁ。

【1月30日(金)】
曇り/2℃・0℃
自営業は自分で自分をプロデュースしていかなければならないので、こういう仕事はとてもいい勉強になる。

2015年1月29日木曜日

全快はまだ先。

牡蠣に当たり、
もう具合は大分よくなって、熱もないけれど、
まだまだ身体が重く、頭がうまく回らない。

今日は久しぶりに東京に行く予定だったけれど、
残念ながら延期。ゆっくり過ごした。

【1月29日(木)】
晴れ/6℃・-5℃
久しぶりに会った知人が、会わない間に交通事故に合っていた。無事でよかった~。

2015年1月28日水曜日

初めての移動販売。

以前から考えてはいたものの、なかなか実行に移せないでいた移動販売。
今日やっと実行できた。

本当は野菜とパンを車にいっぱい詰め込んで、
小さい頃よくうちにも回って来ていた八百屋トラックみたいになりたいんだけど、
今は野菜が少ないので、今回はパンだけ。
やってみたら、結局3軒回っただけで売り切れた。
どこも歓迎してくれて、曜日を決めて毎週来てほしいって。
嬉しい限りだ。
しっかり計画を練って、定期的に回れるようなスケジュールを組もうと思う。
まず導入はパンだけでもいい。そのうち野菜が増えてきたら野菜も載せて、
目指すはオーガニック八百屋トラック!

【1月28日(水)】
晴れ/7℃・1℃
同時に回れる場所の開拓も進めたい。

寝込んでました。

一昨日の牡蠣に当たり、
一日中寝込んでおりました。
とほほ。

【1月27日(火)】
晴れ/15℃・6℃
ほぼベッドの上。家から一歩も出られず。

2015年1月26日月曜日

自家製ベーコンのクロックムッシュ。

燻製器も作ったところで、念願のベーコン作成。
豚バラ肉を、畑のハーブを使ったソミュール液に一週間漬けて、
2時間ポシェ(70℃のお湯で煮る)。その後、燻製。

ジューシーで香りのいいベーコンになった。
早速パンに使ってみた。
薄くスライスしたコンプレにベシャメルソースをぬって、
ベーコンを挟んでチーズをのせて、クロックムッシュ!
しっかり焼きこんで表面カリカリ、中ジューシー。
やっぱり市販のベーコンとは全然違う。燻製って楽しい!

▼ソミュール液覚え書き
・塩分10%
・タイム、ローズマリー、ローリエ、ブラックぺッパー
畑で採れるものをベースに考える。次回はショウガも入れたい。

【1月26日(月)】
晴れ/12℃・5℃
切り干し大根とパンのご注文をいただき、配達。ありがたい。

2015年1月25日日曜日

石巻、牡蠣パーティ。



震災ボランティアでお世話になった漁師さんから、今年も牡蠣を買った。
田中祭のメンバーで、昼間っから自宅オイスターバーパーティ!
旨い!最高!
ボランティアで繋がった方とこうしてその後もやりとりできるのはとても嬉しい。いつかまた石巻に行きたいな。

【1月25日(日)】
晴れ/11℃・-2℃
牡蠣の剥き方を覚えた。いい経験だ。

2015年1月24日土曜日

ケールとキノコのギリシャ風マリネ。

ボウルに赤ワインビネガーを入れておく。
フライパンでオリーブ油でにんにくを熱して香りを出し、
香りが出たにんにくを熱いうちに赤ワインビネガーに加える。

フライパンで玉ねぎを炒め、しんなりしたらケールとキノコを加えてさらに炒める。
具材から水分を出しすぎないように、塩は火が通ってから振る。
炒めたら、熱いうちに赤ワインビネガーに加えて和える。
オリーブ油を回しかけ、塩コショウで味を調える。

食べる時は、温かくしても、常温でも。

【1月24日(土)】
晴れ/8℃・-3℃
ペリカンで仕込みの際に出る野菜くずをいただくことにした。堆肥を仕込もう。

2015年1月23日金曜日

燻製器作成。



鳩サブレ―の缶で、
燻製器を作成。
材料費は、鉄の棒と、ナットだけ。90円。
早速卵を燻製してみた。
なかなかいい感じ!
火を安定させるのが難しいけれど、使っていくうちにコツを掴んでいこう。

【1月23日(金)】
晴れ/11℃・4℃
次回はベーコン!

2015年1月22日木曜日

お花屋さんのモデル。

  
夏にはハーブのご注文をいただく鹿沼のオシャレなお花屋さん、「ハナドコロ エン」さんの、
バレンタインのチラシに載せていただいた。
逆バレンタインで花、なんて、素敵だ。

そんなプレゼントが気取らず自然にできる大人になりたい。
花も育ててみたいな~。


【1月22日(木)】
曇り/4℃・1℃
かぼちゃプリン試作。いい感じ。

2015年1月21日水曜日

キムチを仕込んでみた。

消費しきれないくらい白菜がたくさんあるので、
まるまる2玉を使ってキムチを仕込んでみた。

塩をして重石をして水けを切ったら、タレと和えて漬けるだけ。
漬けダレは、出汁、蜂蜜、米粉、粉末唐辛子、塩辛、りんご、ニンニク、ショウガ。
本物の作り方とは違うと思うけど。
しかし、唐辛子入れ過ぎて超辛い…!
今日はめちゃくちゃ寒かったけど、これを食べている間は汗だくだった。
さすがに辛すぎるので、後程唐辛子以外の材料で仕込んだものと合わせて割る予定。
何でもやってみなくちゃわからない。いい経験だ。

【1月21日(水)】
曇り/3℃・-2℃
明日はお尻が大変なことになるかもしれない。

2015年1月20日火曜日

大寒に食べたいパン。

本日は大寒。
きっと寒くなるんだろうな、と思ったので、
寒い日に家でコーヒーと一緒に食べたいようなパンを焼こうと。
シナモンロール、クロワッサン、クロワッサンオザマンド。
お客さまの気持ちに合っていたみたいで、早めに完売。
嬉しい!
シナモンロールのリクエストをたくさんいただいたので、来週も焼こうと思う。

【1月20日(火)】
晴れ/10℃・-3℃
切り干し大根とパンの予約が何件か。ありがたい。

2015年1月19日月曜日

トマトとオリーブのピゼット。

ちょくちょく畑に来てくれて、アドバイスをくれる近所のトマト農家のおじさんが、
今年の初物のトマトをくれた。
せっかくなので、パンに使わせてもらった。
トマトとオリーブのピゼット。
トマトは、炒めた玉ねぎ、にんにくと一緒に圧力鍋で炊いて、煮詰めてソースに。

おじさんに持っていったら、とってもいい笑顔で「どうもね!いただくね~!」って。
顔の見える食べ物は、使うのも、食べるのも、とにかくすごく気持ちがいい。

【1月19日(月)】
晴れ/10℃・-2℃
おじさんの真っ黒い手は、やっぱりかっけー。

2015年1月18日日曜日

ホウレンソウとニンジンと切り干し大根の胡麻和え。

切り干し大根、乾燥完了!

早速味見。
ホウレンソウとニンジンと切り干し大根の胡麻和え。
切り干し大根を水で戻す。ホウレンソウとニンジンを塩茹でして、氷水にとって色止めする。
全部を合わせて、炒り胡麻、すり胡麻、出汁、醤油、砂糖で和える。
干すだけでこんなに味が濃くなるなんて、大根ってすごい!
歯ごたえも楽しい。これはハマりそう!

【1月18日(日)】
晴れ/9℃・-4℃
そんなに量はないけど、1g5円で販売してみようと思う。

2015年1月17日土曜日

種蒔きにむけて。

今年はしっかりと育苗ができたらいいなと思っている。
そこで、種蒔きに向けて勉強したこと、覚えておきたいことの備忘録をここに。


ポット育苗の際の水やりのスピードは、土の物理性に影響する。
土に水が染み込むスピードよりも早く水をかけると、土は軽い資材と重い資材に分離し、
水はけも水もちも悪くなってしまう。
それを防ぐには、ホースなどのハス口を上に向け、放物線を描くように水をまくのがいい。
特に種まき時は土中の通気性を重視するため、ふっくらと覆土させた状態を壊さないよう注意する。
発芽後は、あえてハス口を下に向けて水を早いスピードでかけ、
発芽後にささくれだった用土の表面をならし、胚軸と用土を密着させる(=「根じめ」)。
(根じめができればいいので、必ずしも下に向けなくてもいい。)
これによって土の物理性は悪化するが、特に通気性を重視する発芽の段階は既に通過しているため、ここでは胚軸の保護を優先する。
ポットへの鉢上げの際には、2日前にポットに土を入れて水をかけ、適度に湿らせておく。
苗を移した後の水やりは少しで良い。見た目で表面は乾いていても、毛細管現象で下部の土の水分が移動し、やがて全体が湿る。
植え方は、寝かせ植えがベスト。
ポットの表面の土に緩やかな傾斜をつけ、下部に根が来るように苗を寝かせて置く。
胚軸がすっぽり隠れるように土を被せる。この時、葉は横向きになることになるが、翌日には自分で立ち上がる。胚軸からも発根し、腰の据わった丈夫な苗になる。
鉢上げ当日は、苗の吸水力よりも空気中への蒸散作用の方が強くなるため、その日だけは必ず遮光する。
鉢上げや移植の際には、土を押さえない。ふわりとした環境を意識する。
鉢上げ後、苗が育ち、根が土の物理性を補強するようになったら、ある程度水やりに気を使わなくてよくなるが、変わらずハス口は上がベター。
茎葉が濡れると病気にかかりやすいという説もあるが、長時間連続的に濡れていなければ問題ない。よって水やりは晴天の午前中に行う。

畑への定植では、根の通気性が重要。
ポット苗の根は、ポット内の通気性の良い部分に多く張る。容器の上部、周囲、底部だ。
特に底部は穴が空いているので通気性がよく、根が多い。
定植では、この底部の根を引き続き通気性の良い場所に置くことが、スムーズな活着のためのポイント。
そのためには、根鉢を畝面から2センチほどせり出すくらいに浅く植えるのがコツ。
畝の表層域は通気性に優れているため、これなら根鉢全体が通気性の良い領域におかれる。
今年はこのことを意識して取り入れてやってみようと思っている。
定植後のことは作物によって対応が異なるので、
それも調べて、後ほどここにそれぞれの備忘録を書こうと思う。
【1月17日(土)】
晴れ/11℃・3℃
これは農家以外の人にはわけのわからない文章かもしれない…。

2015年1月16日金曜日

畑の線引き、作成。






播種、畝立てにつかう線引きを作成。
木材は、近所のおじさんがくれた。
引っ張って歩くだけで、
等間隔の溝が4本引ける。今回作ったのは、40センチと60センチ。

今年は畑を広くできるので、
効率的な作業ができるよう、今のうちに出来る限りの準備を。

【1月16日(金)】
晴れ/10℃・0℃
1本目より2本目のほうが劇的にキレイに作れた。何事も経験だ。

2015年1月15日木曜日

切り干し大根づくり。




まんまる農園、丸山さん宅にて切り干し大根づくり。
自分で育てた大根を持ち込んで、みんなで楽しくお話ししながら。
洗って、切って、干して、あとは待つ。
干した初日は夜に外に出しておいて、霜に当てると甘みが増すらしい。
今日は残念ながら雨のため、室内干しで。


作業が終わったら、みんなで持ち寄ったごはんでランチ。
美味しいものばっかり。豊かだなぁ。
雨だけど、充実した良い一日になった。

【1月15日(木)】
雨/7℃・4℃
お土産に自家製キムチをいただいた。旨い!

2015年1月14日水曜日

バゲットが焼けた。

やっと、バゲットが焼けた。
ここまでたくさん考えて、散々失敗した。
自分が持つ設備じゃ焼けないんじゃないかと思ったりもした。
先日黒磯に行った時、ヒントをいただいた。
それを元に、本を読んでさらに考えた。
加水91%。ディレクト法。
まだまだ改善すべき点はたくさんあるけれど、とりあえず一つ前進。

やっと一つ、できることが増えた。

【1月14日(水)】
晴れ/11℃・-3℃
やっぱり本にはお金を惜しまない方がいい。

2015年1月13日火曜日

近所の人に食べてもらうのが一番。

Tenjin Covoで余ってしまったパンを近所の方々に配ったら、
そのお返しが色々と届いてきた。
小さい子からは、かわいいお手紙も添えて。
「おからだにはきをつけて、むりをせずがんばってください。」
だって。嬉しい!

余ってしまっても、たくさん焼いたかいがあった。
近所の人は大切に。

【1月13日(火)】
晴れ/10℃・-3℃
久しぶりに手続きで市役所へ。やっとこちらも前に進みそう!

2015年1月12日月曜日

噛みしめるおやつパン。

今日はアンリロにパンを卸す日。
ハード系のプチパンに、カルピスバターとカカオ分54%のチョコレートをサンドしたパンを提案してみた。
噛みしめる系のおやつ。けっこう反応いいみたい。
何かに似てる。こういう妖怪いたよな~。

【1月12日(月)】
晴れ/9℃・-2℃
パンを届け終わったら、さすがに疲れが出てきた。寝ないのはよくないなぁ。

2015年1月11日日曜日

第一回Tenjin Covo。



Tenjin Covo。
自分で育てた野菜やパンを、目の前でいろんな人が食べてくれた。
それは、すごく緊張するし、不安になる。
その分、「美味しかった」の一言が、ものすごく嬉しい。
とてもいい経験になった。

改善点はいくつもある。
次回また来月やって、もっともっと自分を成長させたい。

【1月11日(日)】
晴れ/10℃・-3℃
強制的に考える環境へ自分を追い込むのは大事だ。

2015年1月10日土曜日

Tenjin Covo準備。

明日はTenjin Covo。
今日はそのパンの仕込みと、野菜の調整。
この時点で既にかなりいい経験になっている。
新しいことをやるのは、エネルギーがいる。
でも、それをやらなかったら生まれなかったエネルギーが、
自分の中にはある感じがする。

明日、緊張するけれど、楽しみだ!

【1月10日(土)】
晴れ/9℃・-4℃
案の定、寝る時間はない。明日も寝られないだろうなぁ。楽しいからいいか。

2015年1月9日金曜日

黒大根と赤カブのオレンジマリネ。

めずらしく、直売所に黒大根が売っていた。
黒大根は一般的な大根に比べて水分が少なく、しっかりした歯ごたえ。
辛みがとても強く、そのままではとても食べられない。
そこで、十分に水にさらした後に、強めに塩をして絞ってみた。
すると、大分辛みが抜けて、ほどよいピリピリ感になった!

黒大根と赤カブのオレンジマリネ。
よく下処理をした黒大根、赤カブ、玉ねぎ、オレンジ、白ワインビネガー、はちみつ、塩コショウ、オリーブ油。
野菜は冬も、彩り豊かで美しい!

【1月9日(金)】
晴れ/9℃・-3℃
黒大根の種をいただいてあるので、今年育ててみよう。

2015年1月8日木曜日

トマトとケールのリボリータ。

余って固くなってしまったパンの活用法として、
イタリア、フィレンツェで食べてすごく美味しかったリボリータをつくってみた。
「リ」=「再び」、「ボリータ」=「煮込む」。要は、パンのお粥。

余ったパンを細かくちぎるか切るかして、煮込むだけ。カンタン。
フィレンツェで食べたのは、白インゲンと黒キャベツだったけど、
今回は、トマト、ケール、玉ねぎ、エビ、味噌、牛乳、ニンニク、ナツメグ。
こういうのは、その時あるものを入れればそれでいいと思う。
胃に優しいスープ飯。試作して失敗したパンは、こうやって食べよう。

【1月8日(木)】
晴れ/10℃・-3℃
ガレットデロワを初めて焼いてみた。形が崩れてしまって残念。リベンジしなきゃ!

2015年1月7日水曜日

ゴルゴンゾーラとクルミ、蜂蜜のフォカッチャ。

濃厚なゴルゴンゾーラチーズと香ばしいクルミ、
黒田養蜂園のこだわりのアカシア蜂蜜。

自分が食べたい味。
今日は水曜日だけど、アンリロが新年最初の営業日のため、パンをお届けした。
パン、無事完売とのご連絡。よかった~。

【1月7日(水)】
晴れ/9℃・-2℃
プリン型で小さいキッシュ(植物性)を試作した。台の色づきがよくないのが課題。対策、豆乳を入れる。ふすまを増やす。

2015年1月6日火曜日

Tenjin Covoのワイン。

今週末に開催予定のTenjin Covoで使わせてもらうワインの買い付けをした。
信頼する酒屋さんに話を聞きながら、少し味見もさせていただきながら、
金澤さんと一緒に選ぶ。

選んだものをきちんとおすすめするために、
色々調べたので、ここに覚え書きを…。

【赤】
四恩醸造/窓辺 淡赤 2013
Laurent Lebled(ローラン ルブレ) /TOURAINE CA C'EST BON!(トゥーレーヌ サ セ ボン!) 2013
Laurent Lebled(ローラン ルブレ) /Touraine On est Su l'sable (トゥーレーヌ オ ネ スル サーブル) 2012
La Grange Aux Belles(ラ グランジュ オ ベール)/La Chaussée Rouge(ラ ショセ ルージュ) 2011

【白】
四恩醸造/ローズ 白 2014


■四恩醸造
・2007年、山梨県牧丘に設立。
・栽培から醸造までを、代表の小林剛士さんが一人で取り仕切る。
・ボトルにブドウの品種名を記載しない。固定観念を捨てて、旨いか、そうでないか、きちんと自分の感覚で感じて欲しいから。

「窓辺 淡赤 2013」
・茶色を伴った淡い赤。
・アメリカンチェリー、桃、パパイヤ、メロン、そしてバラのような香り。
・なめらかな口当たりにバナナ、マンゴー、パパイヤなど南国系のオイル感を持ったフルーツや、 ズッキーニのような青い感覚、生アーモンドのようなナッツ感。
・口中では柑橘の青さが刺激的に広がり、ライムやハウスみかんのような冷涼感を感じる。

「ローズ 白 2014」
・濁りを伴ったやや赤みと緑もある黄色。
・穏やかな香りの中には、パイナップルやマンゴーのパッション系の香りと、ライムやレモンの柑橘系が混在。スワリングすると重いバナナやメロン系が漂う。その奥には生の胡桃のようなナッティーさも。
・口中から鼻腔にはライムやミント系の爽やかな感覚が抜ける。
・最後は舌をさらりと通り抜けるあっさりとした口当たり。
・何も考えずに口に入れると、やや甘みを感じるような細やかな口当たりと、リンゴ酸のような酸と苦味を感じる。
・8月下旬のデラウエアをバンチプレスし、自然発酵。1週間程度のステンレス発酵に6週間程度の樽発酵・樽貯蔵を行い、自然清澄後瓶詰め。無補糖。亜硫酸は瓶詰め直前の1回のみ添加。


■ Laurent Lebled(ローラン ルブレ)
・フランス、ロワールの「サヴィニー・アン・ヴェロン村」。
・ソミュール・シャンピニ出身。27年間木材の輸出・卸会社を経営していたが、 自然を感じながら物を作る仕事をしたくなって、2010年7月ワイン造りに転向
・栽培面積は2,2ha。ビオロジック農業。ブドウの収穫量よりも、地中の生態系も含めた自然全てが健全であることを大切にしている。
・ワイン作りの最初から最後までSO2を一切使用せず、ノンフィルターでビン詰めする。

「TOURAINE CA C'EST BON!(トゥーレーヌ サ セ ボン!) 2013」
・僕が代々木のアヒルストアで飲んで感動した1本。
・ガメイ100%。親しみやすく、葡萄の甘みや旨みを感じる味わい。
・タンニンは柔らかく、口に含むとジワジワと旨みが広がっていく。
・「CA C'EST BON!」=「これ、うまい!」。ワインができた時、応援してくれた友人らと初めて飲んだ際の皆の言葉をワイン名に。
・SO2(酸化防止剤)一切不使用。

「Touraine On est Su l'sable (トゥーレーヌ オ ネ スル サーブル) 2012」
・カベルネ・フラン100%。素朴な香りで、フレッシュ感のある口当たり。
・ワイン名は、畑に砂が多いこと。そしてフランス語で「グラスが空っぽだよ!」というファミリアルな表現(俗語)から。グラスに注いでも、砂に染みこむみたいにすぐに飲み干してしまう、という意味合いをもつ。


■La Grange Aux Belles(ラ グランジュ オ ベール)
・フランス、ロワール地方、スレーヌ村で、マーク ウタン, ジュリアン ブレストが造るワイン。
・2004年創立。最初の公式ビンテージは2008年。
・旨くて面白いワインを造る、ダイナミックな2人。

「La Chaussée Rouge(ラ ショセ ルージュ) 2011」
・カベルネ・フラン50%、グロロ・ノワール50%(樹齢40年)。
・マセラシオン カルボニック製法。野生酵母で発酵。SO2はトータルで50㎎のみ。
・淡い色合いとは裏腹のしっかりとした味。
・柔らかく果実感が豊かな、茶目っ気たっぷりのワイン。


色々調べたけれど、
ウンチクを言うつもりは全然なくて、
質問されたら最低限答えられるようにしておく必要はあるけれど、
ワインも料理も、頭で楽しむもんじゃない。
大事なのは、その人がそれを美味しく飲んでくれるかどうか。
もちろん自分達ができる最大限の美味しいものを出すけれど、
美味しいものを食べるより、ものを美味しく食べる。そんな楽しみ方をしてもらえるような空間にしたい。

【1月6日(火)】
晴れ/9℃・2℃
完全に予算オーバーしてる。でも楽しいからいいか!

2015年1月5日月曜日

ケールはどうやったら旨いのか。

ケールの食べ方考察。



ローストして、チップスにしてみた。
でも、今回はちょっと焼き過ぎ。苦味が出てしまった。
180℃15分、ではダメだ。次は150℃で試してみよう。

次。油で炒める。
豚肉とヒラタケとケールのオイスター炒め。
こんなの何でやったって旨いに決まってるけど、
強めの歯ごたえと、甘味と苦味が混ざった濃い味。
普通に料理するなら、キャベツと同じような感覚で使えば良さそうだ。
もっといろいろ試す必要あり。

【1月5日(月)】
晴れ/12℃・-1℃
METRO登録完了。

2015年1月4日日曜日

パンオルヴァン、試作。

大切な大切なルヴァン種をいただいたので、
これを活かすためのパンを考えたい。
ルヴァン種だけで発酵させるハード系のパンを試作してみた。
僕のつなぎ方がよくないのか、加工場が寒すぎるのか、
思っていたよりも発酵力が足りない。天然酵母の難しさを再認識した。
また、久しぶりに天然酵母に触れて、改めて、農業もパンも、「作る」という感覚ではないなぁと実感。
畑で人間にできるのは、種を蒔き、ケアをし、収穫する。
パンなら、仕込んで、焼く。それくらいのことだ。
その他の重要な部分は、自然や菌がやってくれること。
そんなこともあり、野菜は「作った」ではなく「育てた」、
パンは「焼いた」と表現するようにしている。
些細なことだけど、その方が自分にはしっくりくる気がする。
謙虚に、熱意をもって、畑とも酵母とも向き合っていきたい。

【1月4日(日)】
晴れ/9℃・-4℃
発酵中の温度を保つのが難しい。寒すぎる。エネルギーを効率的に使える方法を考えなければ。

2015年1月3日土曜日

高校時代の友人がやって来た。

高校時代の友人が家に来た。
あの頃は野球部と剣道部と空手道部で、みんな坊主頭で、
話すことといえば漫画、将棋、ミニ四駆、筋トレ、先生のモノマネ、そんなことばっかり。
でも今は、消防士と、教員と、農家。
結婚の話、育児の話、仕事、生き方、価値観の話。
そんな話も未熟ながらにできるようになった。
あの頃からは考えられないな~。
友人と会って、自分と友人の考え方を照らし合わせたり、
友人から自分の話を聞くことで、自分を再認識する。
感覚が近い貴重な友達。今後も繋がりを大切にしていきたい。

【1月3日(土)】
晴れ/8℃・-4℃
手料理で迎えられたのは良かった。僕のやりたいことが伝わる友達だから。

2015年1月2日金曜日

2015年は麦踏で仕事始め。


2015年の仕事始めは麦踏から。
思っていたよりも麦の背が小さくて少し心配になりながら、
愛の鞭だと心を鬼にして踏む!踏む!
力強く根を張って、立ち直ってくれ!

【1月2日(金)】
晴れ/6℃・-5℃
バックトゥーザフューチャーの世界って、2015年らしい。そんな世界とは縁遠い土の上にいる。

2015年1月1日木曜日

今年もよろしくお願いいたします。

家族で山の神様にお参りして、
弟がスケーターになってて、
ネコヤドの皆さんと餅つきして、
アンリロのお節を食べて、
ランニングして、
親戚みんなで晩御飯。
元旦らしい元旦だった。

今年もよろしくお願いいたします。

【1月1日(木)】
曇り/6℃・2℃
年末年始で着々と太っている気がする。