2015年2月28日土曜日

トマトとアボカドのサラダ。

ローマ法王に献上されたという、「サーレ・ディ・チェルビア」って塩を買ってみた。
通称「甘い塩」と呼ばれているらしい。舐めてみると確かに甘くて、丸みがあっておいしい。
トマトとアボカドを切って、みじん切りの玉ねぎと赤ワインビネガーと、この塩をパラパラパラ~。

調味料にお金をかけるのは、食事への感性をとても豊かにすると思う。
塩は面白い。他にもおもしろそうな塩を見つけたら買ってみよう。

【2月28日(土)】
晴れ/11℃・1℃
女子高生にモテた。ちょっと嬉しい。

2015年2月27日金曜日

里芋と舞茸のグラタン。

蒸かした里芋を並べて、ベシャメルソースをかけて、
舞茸を散らしてチーズをふって、焼く。
良い香り、ホクホク。秋ならカリフラワーも入れたいなぁ。

【2月27日(金)】
晴れ/12℃・1℃
すっかり頭から抜けてて、6次産業化講習会に参加し忘れる。しまった~…。

2015年2月26日木曜日

吉祥寺グルメツアー。





サトウの爆弾メンチ、
スパ吉のミートソース、
ダンディゾンのアカネ、クルスティヨン、ニーム。
吉祥寺は旨いものがいっぱいだ~。

【2月26日(木)】
雨/7℃・5℃
雨で寒かったけど、美味しいもの食べてほっこりした。

2015年2月25日水曜日

木村さんの奇跡のリンゴ、実食。

お客さまから、木村さんの奇跡のリンゴをいただいた。
無農薬、無肥料で育てられる今や伝説のリンゴ。

皮はもちろん、芯や種まで食べられると聞き、半信半疑で丸ごとかぶりつく。
驚いた。すごい、本当に全部食べられる…!そして旨い!
芯に嫌な硬さはなく、種は杏仁のような味がした。
食べ終えた後も、身体がスッキリとした感じがして心地良い。
改めて、自分も、無農薬はもちろん、無肥料での栽培に挑戦してみたいと思わされた。

まぁでも、無理なく、自分が気持ちよくできる範囲で。

【2月25日(水)】
晴れ/11℃・3℃
ビニールハウス建設予定地を耕した。来週建てるぞ~!

2015年2月24日火曜日

第2回移動販売。

久しぶりに移動販売をしてみた。
近所の会社や呼んでくれた人の家へ。
今日も相変わらずバタバタしてしまったけれど、
お会計を手伝ってくれる方や、自分で袋詰めをしてくれる方、次が焼き上がるまで待っていてくれる方、
そんな近所の皆さんのあたたかさに、またしても助けられた。
「美味しかったよ。また来てね。」
そんな声も、今日のうちにいくつもいただいた。
動けば近所の人とどんどん繋がる。これはとても嬉しい。
ここにはこんなに温かい人達がたくさんいたのかと、少しびっくりして、ここがますます好きになっていく。

【2月24日(火)】
曇り/12℃・6℃
夜もいい出会いがあった。考え方の近い貴重な同世代。こちらもどんどん繋がっていきたい。

2015年2月23日月曜日

クロワッ散歩は最高の贅沢。

昨日の夜雨が降っていたからか、
今日は朝から空気が柔らかい感じ。あたたかくて気持ちがいい。
クロワッサンは、「パンをもっと知りたい」と強く思うようになったキッカケのパン。
今日みたいな陽気の日。自由が丘の有名店でタイミングよく焼き立てを買って、
店から出て歩きながらすぐにひと口食べて、思わず立ち止まって目を見開いた。衝撃的な美味しさだった。
それまで知っていたものとは、ラーメンとカップラーメンくらい差があった。
歯を立てると、表面の皮がパリパリッと音を立てて飛び散る。
対照的に中はしっとりしていて、噛んだ断面からバターの芳醇な香りがあふれ出てくる。
あれは忘れられない体験だ。
そういう、皮が飛び散るパリッパリのクロワッサンを、晴れた日に散歩をしながら、
破片が散らかるのも気にせずかぶりつくのは、最高な贅沢だと思う。
自分で焼いたクロワッサンで、あの時の感動を追体験してみたい。
そう思って、今日もクロワッサンを焼いた。焼き立てを一つ、外に出て食べた。そりゃぁ気持ちいい。でもまだまだ。もっともっと美味しくしたい。

【2月23日(月)】
曇り/17℃・5℃
こういうパンは寒いうちしかできないから、今のうちにたくさん焼いておきたい。

2015年2月22日日曜日

表参道で結婚式。

大学時代の友人の結婚式。久しぶりの再会がいっぱい。
こういう時、お祝いの気持ちの表現の仕方は人それぞれで、
いいなぁ、と思うものとたまに出会う。
自分のことのように喜んで、一緒に泣いたりして、時間と想いを大切に共有する。
そんな友達を持てたら幸せだし、自分も自分の友達にとって、そういう存在でいられたらいい。

みなみちゃんおめでとう。末永く、お幸せに。

【2月22日(日)】
曇り/5℃・2℃
久しぶりにスーツを着たら、ちびっこ指揮者みたいと言われた。なんだそりゃ。

2015年2月21日土曜日

ネオニコ農薬についての講習会。


有機農業ネットワークとちぎ主催の、ネオニコチノイド系農薬の危険性についての講習会に参加した。

現在慣行農法で盛んに使われているネオニコチノイド系農薬は、効果が強く、効率的に作物の収量の安定を図れる。
しかしその反面、作物や土地への残留性が高い上、カメムシ等の駆除したい害虫に加えて、ミツバチやトンボ等の他の昆虫や小動物までをもまとめて駆逐してしまう。
特にミツバチへの被害は甚大で、ネオニコが使われるようになってから、その数は激減した。
確かに、昔はもっとたくさんミツバチを見た気がする。昨年農業を始めて、畑で見たのはミツバチよりもクマバチが多かった。
ミツバチは、作物を育てる上で「受粉」というとても重要な仕事をしてくれている。
もしこのままネオニコを使い続けてミツバチがいなくなれば、育てられなくなる作物も少なくないだろう。
でも慣行農法ではそんな危うい未来には目もくれず、ただ目の前の金、今できる楽を優先してる。
とても愚かだと思う。自分のことしか考えていない。
「考えない」「感じようとしない」ということは、今の世の中、人に接する中でとてもよく思うことだ。そういう人があまりに多い。
その機運が農業界でも蔓延してきた結果、日本は世界で1、2を争う農薬使用国になった。
「国産だから安心だ」なんて言うけど、本当にそうか?
でも、だからといって慣行農法の農家さんに、農薬を使うなとは言えない。
誰にだって生活がある。家族がいる。
農薬を使わないことのリスクは、今の「考えない」社会では大きくなり過ぎている。
「農薬を使わない」は、「考える」「感じる」とセットにしないと成り立たない。でも社会がそうさせない。

人や社会を変えるのは時間がかかる。それを待っていたら、もしかしたら変わるより先にミツバチはいなくなってしまうかもしれない。
だから僕は僕で、僕にできることをしようと思う。人に働きかけることも大事だけど、まずはすぐに変えられる、自分の圃場でできることを。
他の畑が農薬を散布する時期に、ミツバチがそちらに行かないように花の咲く植物を圃場に用意するとか。他にもあるかな。考えよう。

講習会の会場では、種苗交換会も開かれた。
僕はインゲンボルロットと、ズッキーニロンドデニースを持って行った。
白小豆や安納芋など、欲しかったタネが手に入った。育てるのが楽しみだ!

【2月21日(土)】
晴れ/9℃・-2℃
勉強にもなって、いい出会いもいくつかあった。参加してよかった!

2015年2月20日金曜日

ウドと春菊の味噌マヨネーズ和え。

直売所に行くと、徐々に置いてある野菜に春の気配が。
立派なウドが出ていたので、買ってみた。
ウドと春菊の味噌マヨネーズ和え。
ウド、春菊、自家製マヨネーズ、白味噌、カシューナッツ。
ウドは皮を剥いて、酢水にさらしておけば灰汁が抜けて生で食べられる。
すぐに変色し始めるので、切ったらすぐに酢水へ。
食感は粘りのない自然薯みたいな感じ。シャキシャキ。
皮はきんぴら等の炒め物に、芽の部分は天ぷらに。捨てるところのない野菜。

【2月20日(金)】
晴れ/10℃・0℃
うちにもウドの株があるから、来年は育ててみようかな。

2015年2月19日木曜日

パン教室のご依頼。

地元、南摩のコミュニティセンターから、パン教室の講師のご依頼があり、3月に開催することになった。
早速今日打ち合わせ。
試しにキッチンも使ってみて、問題なく焼けそうな感じも掴めた。
楽しい教室にできるといいなぁ。何をどう焼くか、しっかり考えておかなきゃ!

【2月19日(木)】
曇り/13℃・1℃
最近いろんな話が来るようになって楽しい。

2015年2月18日水曜日

プロの焼き菓子はやっぱり旨いな~。



パティシエの友達からのバレンタインプレゼント、
「キャトルキャール ブルトン」。
塩味の効いた、リッチなパウンド。
旨すぎ。コーヒーとの相性抜群。
おかげで今日は朝も夜も、幸せなひとときをいただきました。

【2月18日(水)】
雨/4℃・2℃
久しぶりの仁平古家具店。いい買い物できた!

2015年2月17日火曜日

「気にかける」こと。

人の生き死には不思議で、僕は祖父の死について、
きちんと受け止められているのかどうかいまだにわからない。
でも以前より確実に、お線香をあげる回数も増えたし、想いを込めるようになった。

身近な人を失った時、人は、どうして欲しいのだろう。
僕はどうだっただろう。たぶん、必要以上に気を使われたり、心配されたいわけじゃなかった。
でも、何気なく、さりげなく、気にかけてくれる人の存在は、とてもありがたかった。
踏み込み過ぎないように、「気にかける」。それは簡単に思えて、実はけっこう難しい。
何もしないわけじゃなく、でも、そのことについて何かしたり言うわけでもなく。
ただ、会って、顔を見るだけでもいいのかもしれない。そう思った。

【2月17日(火)】
曇り/6℃・-1℃
そう思って、会いたかった人に会った。

2015年2月16日月曜日

いびつなハートにキュンとした。

月曜日なのでアンリロにパンをお届け、完了。
ハートのパンの形、細いところは細く、太いところは太く、ちょっと横長にゆがませていびつな感じを出したほうがかわいい。

バレンタインにもらったこのお手紙のハートも、超かわいい。

【2月16日(月)】
晴れ/12℃・-1℃
寝れない忙しさがやっと終わった。今日はゆっくり休みます。

2015年2月15日日曜日

第2回Tenjin Covo。









第2回Tenjin Covo。
ルペリカンルージュで料理修行中の金澤さんと、一本杉農園フクダのコラボ。
今回はパンと料理の融合をテーマに、
僕が焼いたパンと、金澤さんの料理で完成するメニューを考えた。
さつきポークのローストバゲットサンド、パンポットビーフシチュー、パンとお惣菜の盛り合わせ等。
お昼は貸切ランチのご予約をいただき、バゲットサンドのプレートを。
夜はパンと料理とビオワイン。おかげさまで満席。楽しかったな~。
いつも応援してくれる常連さん、遠くからわざわざ会いに来てくれた友達や後輩、
お花を飾ってくれた斉藤さん、美味しい差し入れをくれたユウイチさん、
お店を貸してくださった真巳さん、今回もコンビを組んでくれた金澤さん、
他にも、気にかけてくれる温かい方々、本当にありがとうございました。

【2月15日(日)】
晴れ/9℃・-2℃
実行するのはとてもエネルギーがいるけれど、その対価で得られる経験値は本当に大きい。

2015年2月14日土曜日

日光キャンドルページェント。

日光キャンドルページェントの開催に合わせて、日光珈琲御用邸通店に出店依頼をいただいた。
アンリロ、ペリカンと合同で、パンとお惣菜の販売。
ちょっとびっくりするくらいお客さんが少なかったけれど、
新しい繋がりもできたし、来てくれた人にはそれなりに買ってもらえてよかった。
イベントって、焼く量と種類が難しい。場所が違えばお客さんの好みも変わるし、天気や気温も影響する。
料理ならその場でアレンジしたりできるけれど、パンはそういうわけにはいかないからなぁ。
こういうところも、パンと農業は似ているかもしれないな。

【2月14日(土)】
晴れ/9℃・-3℃
別のお店のキッチンで仕事をするのは、色々と気づきがあって楽しい。

2015年2月13日金曜日

明日からイベント。今日は準備日。

今週末はイベントが2つ。
その後、月曜日のアンリロ用パン焼き。
夜はペリカンもあるので、3日はろくに寝られないということ。
や~心配。

【2月13日(金)】
晴れ/9℃・-1℃
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」の天ぷら職人さんの動画を見て、クロワッサンの焼き方が少しわかった。

2015年2月12日木曜日

マイヤーレモン初体験。

レモンとオレンジの自然交雑によって生まれたという、「マイヤーレモン」を初めて食べた。
本当に、まさにレモンとオレンジを足して割ったみたいな味。おもしろ~い。
見た目も、レモンを少し丸っこくした感じ。色もうっすらオレンジがかってる。かわいい。

"交雑"は、同じ品種を育て続けていく上では防がなければならない、一般的にはいわばエラーだ。
でも、そのエラーの結果、こういうおもしろいものが生まれることもある。
僕は野菜をできるだけ自家採種で育てていきたいと思っている。
それは、F1のタネをできるだけ使いたくないということと、
薬品処理されたものが多すぎて安心して買えるタネが少ないということもある。
自家採種するとこの土地にあったタネを繋いでいくこともできる。
しかもその上、もし万が一種取りに失敗して交雑させてしまったとしても、
メイヤーレモンのようなものが生まれる可能性があるのがおもしろい(実はそこが一番楽しみだったりして)。

実際、今畑には、芽キャベツのつもりで育てていたのに、
どうもケールの一種と交雑してしまっているっぽいものがある。
こいつどんな味になるんだろうな~。楽しみ。

にんじん農家や、里芋農家みたいに、○○農家として単作でやっていこうとしたらこれは死活問題になるけれど、少量多品目栽培ならばカバーができる。
縛られずに、自由におおらかに、楽しみながら畑と向き合いたい。

【2月12日(木)】
晴れ/12℃・-2℃
寒ブリのマイヤーレモンバターソテー、美味でした。

2015年2月11日水曜日

バレンタイン向けのパン、試作。

2月14日、バレンタインデーに、イベント出店の予定があるので、
せっかくだからバレンタインっぽいパンを焼いてみようと、試作。
ハード系の生地に、クランベリー、ホワイトチョコ、カシューナッツをたっぷり混ぜて、
ハート型にバリッと焼き上げる。
ホワイトチョコってなんか好きなんだよな~。14日はこれでいこう!

【2月11日(水)】
晴れ/10℃・-2℃
食べる時にどうしてもハートを半分にするのが食べやすいところが、なんか意味深にならないといいな。

2015年2月10日火曜日

ネギと金柑のバルサミコマリネ。

ネギを塩とオリーブ油で揉んだら、網かグリラーでじっくり焼いて、
熱いうちに金柑、バルサミコ酢、ハチミツ、オリーブ油のマリナードに和える。
塩コショウで味を調える。
ネギって好きだな~。

【2月10日(火)】
晴れ/9℃・-5℃
久しぶりに山のSHOZOへ行った。相変わらずSHOZOのコーヒーは美味しかったなぁ。

2015年2月9日月曜日

黒磯で牡蠣パーティ。

黒磯で尊敬する方々と牡蠣パーティ。
長崎の牡蠣。石巻の牡蠣とはまた違った味で、めちゃくちゃ旨い!

出てくるものが全部旨すぎるし、それを囲むメンバーも気持ちのいい人ばかり。
やっぱりここはすごい。改めて来る度に、いつも思い知る。
やる気がものすごく充電された。姿勢が正された。
僕もやるぞ~!

【2月9日(月)】
晴れ/6℃・-1℃
今日は黒磯にお泊り。

2015年2月8日日曜日

西沢ミルクパン。


近所の酪農家さんと田んぼ道で立ち話。
子どもの頃、ここんちの牧草畑でかくれんぼをしたりして、畑を荒らしまくって怒られたなぁ。
農家になってみて改めて悪いことしたなぁと実感する。
話の流れで、ここの牛乳を使わせてもらってパンを焼いてみることになった。

朝絞ったばっかりの超フレッシュ生乳をいただき、
60℃で30分、低温殺菌。
ちょっと飲んでみる。…濃い!
スーパーに売っている普通の牛乳の乳脂肪分が3.7くらいなのに対して、
この牛乳は4.1~4.5くらいあるらしい。
通常、酪農家の中では、水分の多いエサを与えて搾乳量を増やすのが収入を増やすための定石らしい。それをやらないから、ここまで濃厚な牛乳ができるんだとか。

水分を牛乳だけで食パンを焼いてみた。

1枚目はそのまま。2枚目は有塩バターとイチゴジャム、3枚目は黒田養蜂園のハチミツ。
もちろん、牛乳と一緒に。
いい。味はもちろん、
僕がかくれんぼしてた牧草や、隣の畑で育ったトウモロコシを食べて出た牛乳を、
パンにして食べているっていう感覚がとてもいい。

たぶん食品衛生法上、自家殺菌の牛乳を商品に使うのは難しいだろうから、
販売はできないけれど、自宅用にたまに焼きたいな。

【2月8日(日)】
雨/5℃・1℃
牛屋さんにもパンを届けた。喜んでくれてるといいな。

2015年2月7日土曜日

初ケータリング。





はじめてのケータリングのご依頼をいただいた。
朝収穫した野菜をお惣菜にして、盛り付けて、お届け。
野菜を一番美味しい状態で料理できるのは、農家なんだと思う。
そして美味しい食べ方を知っているのも、農家。(僕はまだまだだけど。)
だから、こういうご依頼はとてもありがたくて、今後も積極的に取り組んでいきたい。

本日のメニューは、
・クロックムッシュ
・シナモンロール
・ブルギニョンバターロール
・自家産ニンジンのラペ
・白菜とリンゴとカシューナッツのマリネ
・男爵イモとマルシェドパリのポテトサラダ
・ケールと青大豆のオムレツ
・自家産ハーブのローストチキン

喜んでもらえたみたいで何より!
チャンスをくれたご依頼主に感謝。今度改めてお礼しよう。 

【2月7日(土)】
晴れ/9℃・-3℃
食器も、揃えておくとこういう時に役に立つ。欲しい皿は買おう。

2015年2月6日金曜日

忘れたころに嬉しい誤算。

タネの発芽の3大条件。
【1】温度
【2】土壌湿度
【3】酸素
条件の内容はタネの種類によるけれど、
この3つの条件を満たした時、発芽は起こる。

で、僕が12月初旬に蒔いた麦のタネ。
秋蒔きで注意しなければならないのは、【温度】。
気温が急激に下がり、一日の中の温度差も小さくなるこの時期、
蒔き遅れるともう春まで発芽条件を満たす温度にはならない。
12月初旬ではすでに寒すぎて、結局麦は発芽しないまま年越しを迎え、もうダメだろう…。と思っていた。
しかし!
出た!!
1月下旬に暖かい日が何日か続いた時があったけれど、
そのおかげかなぁ。
今このくらいならギリギリ間に合うだろうか。
間に合うと信じよう!

【2月6日(金)】
晴れ/10℃・-3℃
発芽はゆめかおりとスペルト小麦。様子を見つつ、近いうちに麦踏も。

2015年2月5日木曜日

頼まれデザイン納品。

頼まれたデザイン完成!
納品完了!シンプル。
今回やってみていろいろとできることが増えた。いい経験だ!

【2月5日(木)】
曇り/3℃・1℃
ちゃんとした紙に印刷したらもう少しかっこよくなるだろうか。

2015年2月4日水曜日

食べられるパン、食べられないパン。

久しぶりに東京のパン屋さんを感じようと、
全国的にも知名度のある八王子の名店に行ってみた。
お店の佇まい、ドアを開けた瞬間に広がる香り、店員さんの距離感、パンの顔、
そこで感じる全てが、やっぱりすごいな~、と 。

パンを食べた。
おいしい。
でも、その後、身体の中が痒くなって、
胃の上の方が熱くなって、吐き気がきた。
なんだこれは。前に代官山のパン屋のパンを食べた時にも似たことがあった。
僕の身体は、パンの中でも、食べてもいいものと、そうでないものがありそうだ。

とにかく、パンや麺は、
お腹いっぱい食べない。食べた後すぐに運動したり、風呂に入らない。なるべく1日1食までにする。これは守るべき。
守った上で食べられるものが、この先僕がつくるべきもの。
粉の品種や産地、栽培方法、製粉の仕方、発酵のとり方、火の入れ方、
どこでどんな違いが生まれ、何が自分に合って、何が合わないのか。
答えは自分の身体が出してくれる。
出たその答えは、きっと僕がこの先やるべきことを示してくれる。

【2月4日(水)】
晴れ/8℃・-4℃
美味しいのに、食えないっていうのは悔しいな。

2015年2月3日火曜日

営農の大きな一助。

以前から市役所の方と進めていた、就農者支援事業への申請。
ついに結果が出て、審査に合格した。
これで、認定新規就農者になった。
これによって今後、補助を受けることができる上、農業関係者とのつながりも増やすことができるだろう。本当に助かる。ありがたい!

「農業をやりたい」
と言うと、
「休みなんかないよ」「天候次第で収入が安定しないよ」とかって、
マイナスのことばかり言う人が多すぎる。
農業はもっと誰もが挑戦しやすいものであるべきだ、と僕は思う。
これからそういう時代になるように、僕の次の世代の人たちにとって、良い前例になりたい。
僕が営農を成功させることには意味がある。(人前でそんな偉そうなことは言えないけれど、そういうモチベーションでやっていくべきだと思ってる。)
考えてやること、考えないでやることをバランスよく判断、実行。

野菜も、パンも、遠くからわざわざ買うものじゃないはずだ。
日々口にするものは、ふらっと立ち寄れる距離の場所で、
採れたてを、焼き立てを、買うほうが旨くて、それが豊かな暮らしのはず。
みんながそうして豊かに過ごすには、
気持ちのいい農家と、気の利いたパン屋が、いろんな土地にあるといい。
そんな時代がいつか来るといい。

【2月3日(火)】
晴れ/8℃・-5℃
今までにない、枠にとらわれない営農を。

2015年2月2日月曜日

アンリロ用のパン、マイナーチェンジ。

月曜日のアンリロでお使いいただいているテーブルロールの生地を、
少しだけ変えた。
今まではインスタントドライイーストのみで発酵をとっていたのを、
天然酵母も加えることにした。
モチモチだけど、サクッと歯切れよく、口の中でシュワシュワ溶ける感じ
アンリロの繊細な野菜料理とのバランスを大事に。
理想をイメージして、そこへ向けて材料を選び、ミキシングの仕方、発酵のとり方、成形、焼成の温度や時間を改めて考える。

パンはイメージが大切。まずはイメージありき。
やっと少しずつわかるようになってきた気がする。まだまだだけど。
実際にアンプレートをいただいてきた。いいと思う。
しかし、アンリロ美味しいなぁ。パンを使っていただけて嬉しい。

【2月2日(月)】
晴れ/8℃・-4℃
このプレートの中、ゆくゆくは、パンだけじゃなくて野菜も僕のものにできたらいいな。



2015年2月1日日曜日

南摩フェスティバル。

以前開催した、畑の横での一日限定パン屋に来てくださった方から、
イベント出店のお誘いをいただいた。
超ど地元の、超ローカルイベント、「南摩フェスティバル」!

今の自分の設備と許された時間の中で、用意できるほぼ最大量を焼いたつもりだったけれど、
あっけなく感じるくらい、あっという間に売り切れた。
予想以上のお客さんが来てくださって、行列になってしまって一人でテンパってるところに、
地域のスポーツ少年団のママさん達がサポートに回ってくださって、
華麗なチームワークでとてもスムーズにさばいてくれた。
(いつの間にか僕の仕事はなくなってた。笑)

ありがたい。
声をかけてくれる方もたくさんいた。
「だいちゃんけ?久しぶりね~」って。
 正直誰かわからない人も少なくなかったけれど、みんな本当に温かい。
新しい繋がりもたくさんできた。いやぁ、本当に出てよかった!
ここに暮らす人たちが、よりここを好きになれるように、それができる存在になっていきたいと改めて思った。

【2月1日(日)】
晴れ/7℃・-3℃
もっとたくさん焼けるやり方も考えねば!