2016年12月6日火曜日

ZOMArket2016 おしまい。

4月から毎月1回ずつ、月の最終日曜日に開催してきたZOMArket。
2016年は、11月で終了。
写真は出店者のみなさんとの、一品持ち寄りでの忘年会。
業種も年齢も様々だけれど、価値観や目指す方向性に共感できる方々がそろってくれた。
このことが、マーケットの最初の一年で得られた何よりの実り。
皆さんと一年やってこれたことが、本当にめちゃくちゃ嬉しいし、ありがたい。

こういう繋がりを持つことができたのは、
単発のイベントではなく、日常に寄り添うことを目指す、毎月開催のマーケットならではだと思う。

マーケットをはじめる前、自分はなぜこのマーケットをやりたいのか、
よく考えてみたことがあった。
その時の結論は「価値観の共有」。
しかしその時には、今思えば、自分の価値観を伝えて、共感を抱いてもらうようなやり方をとろうとしていた気がする。
おこがましいことだ。
自分の価値観と近かったり、より深かったり、時には逆に見えたり、
そんな様々な価値観に触れて、それぞれの持つ価値観をより熟成させながら、
目指す方向性や場所がなんとなく近づいていくことが、本質的な「価値観の共有」だと感じた。
(う~んまだうまく言葉にならないか。)

「南摩の日常を少しずつ豊かに!」という、
ちょっと抽象的なテーマも、
ではその「少しずつ豊かに」なるとは、具体的にどういうことか、
それぞれが熟成させた価値観の、フォーカスが集まる先や、その軌道上に答えがありそうだ。
それまで、また引き続きお付き合いの程、宜しくお願いいたします。

次は来年の4月から再スタート。
それまでにもっと思考を広げて、深めて、
マーケットも自分も少しずつ成長させていきたい。

2016年10月2日日曜日

娘が産まれました。

10月2日、長女が生まれた。
僕らの好きな本「ハチドリのひとしずく」からとり、
「雫」と名付けた。

この本の物語は、
山火事が起きて、山に住んでいた動物たちはみんな逃げ出していったけれど、
一羽の小さなハチドリだけは、川から水を汲んできて、一滴ずつ水を山火事に落とす、というもの。
「私は、私にできることをしているだけ」。
この言葉が印象に残った。
そのハチドリの行動も、その言葉も、とてもいいんだけど、
この本を読んで、それよりももっといいなぁと感じたのは、
ハチドリが水を落として、その後山火事がどうなったか、
結論は、読み手に委ねられているところ。

物語は自分で考えて、つくりあげていくものであるべきだ。
自分で選んで、自分のなりたいものに。進みたい方へ。
そんな風に生きてほしい。

2016年9月18日日曜日

引っかかっていたひと言。

飲みの席で聞いた言葉が、ずっと頭の中に引っかかっていた。
ある同業者の先輩のひと言。
「最終目標はなんですか?」と尋ねられた際の返答。

「世界平和!」

その時は、「先輩の場合は世界平和というより世界征服でしょ~」
なんて、みんなで笑って終わりだったけど、
後々になっても、その言い切りぶりと、それまで自分が考えもしていなかった言葉だったことからか(本当は考えるべきなのに、って感じたからかな)、
その時の場面が深く印象に残って、何度もフラッシュバックしたりした。

なぜそこまで自分の頭に引っかかったのか考えてみる。

先輩がその一言に至るまでの思考を想像する。

そして思った。
世界と自分の生活とのより良いバランスを探して進むような、
先輩や僕の場合のような個人事業の運営も含め、
多くの草の根的な小さな社会活動は、
世界を平和にできる唯一の道なのかもしれない。

というのも、
仮に、圧倒的に巨大な力を持った善良な権力者がいて、
その人やその周りの一部の人たちだけで世界を平和にするべく行動したとしても、
それはきっと叶わないだろう。それは歴史がすでに証明してる。

自分の身の回り、徒歩圏内の世界を自分なりに平和にしようと、
確かな知識と志を持ち、小さな力でも懸命に取り組む人が、
世界中で同時多発的に現れ、行動することが、たぶん世界平和への唯一の道。

そう思った。

だからといってやることは大して変わらない。
ただその先に、そんな壮大で素晴らしいゴールを見据えるということは、
きっとこの先で迎える選択を、より良い方へ導いてくれる気がする。

2016年8月16日火曜日

ゆるベジタリアン生活。

先日、久しぶりにマクロビと哲学の先生に会いに行った。
小麦アレルギーの症状がずっと引いていない手を診てもらうために。
僕の手を見て、触って、先生の一言。
「肉を食べない方がいいね。治ったら食べていいよ。」
なるほど。
それから、やむを得ない場合以外は、肉を食べていない。(卵はたまに食べてる。)
はじめは、肉を食べないと物足りなくなるんじゃないかなぁ、と思っていたけれど、
やってみると案外平気なもので、野菜のオカズだけで十分満足。
きちんと育てた野菜は本当に旨い。
そして丁寧につくった料理は、肉がなくたって本当に心を満たしてくれる。
肉を食べなくなって、そんなことを改めて実感してる。

そして実際、身体の調子もかなり良くなってきていて、
アレルギーの症状もだんだん改善されている。
消化につかうエネルギーが少なくて済むようになり、
内臓に消化以外の働きをする余裕が生まれたんだと思う。

また、これは少しスピリチュアルな話だけど、
今の社会で広く流通している肉について。
家畜は、狭いところに閉じ込められ、自然でないものを食べさせられ、
抗生物質を投与され、ほとんど自由がないまま、殺され、捌かれ、肉になる。
そのプロセスで家畜は、ストレスや恐怖を蓄積させて、そうして溜まった負のエネルギーは、
肉にも残る。
肉を食べることは、そのエネルギーを背負うことになる。
それが背負いきれなくなると、身体の不調として現れる。
これはあくまで一つの考え方だけど、
自分が携わったものごとに良いエネルギーを込めたい、と思っていた僕には、なんだかしっくりきた。
かといってこの先一切肉を食べたくないと思っているわけじゃないけど。
そういうエネルギーがなるべく少ないものを選べたらいいなぁとは、深く思う。

そんなわけで現在僕はゆるベジタリアンです。

いつまで続くかな。
野菜の美味しい食べ方を、もっともっと知りたい。

2016年8月1日月曜日

都市を耕す エディブルシティ

昨日、ZOMArketで上映した映画。
「 都市を耕す エディブルシティ」。
多くの方々に観ていただけて本当によかった。



上映に向けて、自分なりに作品への理解を深めようと、
もう10回以上は繰り返し観てる。
観る度に新しい発見がある。すごくいい作品。

自分なりの感想をまとめておこうと思う。

まず、タイトルから受ける印象としては、
「都市にも空き地はあるのだから、そこに食べ物を植えよう!」
というような内容かな、と感じる。
もちろんそれもある。
でも、 この作品から学べること、また、扱っている題材も、
そのテーマには全く収まりきらない。
食を切り口に幅広い社会課題を浮き彫りにしている。
幅広いから、観終わった後に残る印象的なシーンは、観た人が普段から何に関心があるかで変わってくると思う。ぜひ多くの人に繰り返し観てほしい。

僕がこの作品から感じた重要な点は、
「食の主権を自分たちの手で掴み取る」
ということ。それも、
「楽しさ、美味しさ、気持ちよさ」を伴う手段で。
それによって社会の主権を取り戻す。

具体的には、有機農業が必要。
単純に「有機農業」とひと口で表すのは不十分。
ここで必要なのは、「お金や化石燃料に依存しない農業」だ。
土と水と太陽があれば、1円もお金を使わずに、ガソリンも用いずに、
食べ物は手に入れることができる。
そのことを身をもって実感することが、ここでは必要。
(もちろん実際に農業で生活をしていくとするならば、お金も化石燃料も使って構わないと僕は思う。慣行農法も否定はしない。ただ、使わなくても食べ物は育てられる、と知っておくことはとても重要。)

それを実感できた人は、「稼ぐことからの解放」という感覚を手に入れる。
もちろん現代において、社会的な生活を送るためにはお金は必要不可欠。
お金が要らなくなる、という話ではない。
ただ、「お金がなくても食うことができる」という、
「感覚」を持っている人の暮らし方、考え方は、
持っていない人のそれとは劇的に変わっていくと思う。
そして、その「感覚」を持っている人が増えれば、やがて社会まで変わる。
「お金や化石燃料に依存しない農業」の実践がもたらすのは、そんなパラダイムシフトだ。

最高に気持ちのいい空気の中、楽しく手を使って作業をして、
収穫した野菜をみんなで美味しく食べる。
そんなハッピーな経験を多くの人と共有したい。
いま僕にできる可能性のある社会貢献は、それだと感じた。

もっと大きな話をするならば、小中学校の授業でも「お金や化石燃料に依存しない農業」を教えてほしい。
それは小さな消費で社会をいい方向へ大きく変えると思う。
その為に僕が力になれるなら喜んで何かしたい。


この映画を観た人、よかったら僕と話をしましょう。
あなたの感想も聞きたい。

2016年7月4日月曜日

社会からの自主独立。

昨日、ZOMArketの出店者の皆さんとの交流会として、
1品持ち寄りのごはん会を開催した。
いろんな美味しいものが集まって、とっても幸せな食卓が出来上がり、
楽しい美味しい夜になった。
そんな中、鹿沼の有機農家界の重鎮、土の香グループの鈴木さんから、
いろいろと勉強になるお話しを伺うことができた。
その中で印象に残ったこと。


有機農業とは、そもそもの始まりは、
「安心安全な食べ物をつくりたい」
という想いからではなく、
目的は、
「社会システムからの自主独立」
であった。

1961年に制定された農業基本法により、化学肥料や化学合成農薬の使用が大きく推進され始めた。
当時の農業従事者のほとんどは、化学肥料による農作物の生育のすばらしさに驚嘆し、化学合成農薬の効能に歓喜し、農業は他の産業と同様に、経済合理主義のもと近代化へと突き進んだ。
そしていつしか、それまで当たり前にあった、自然に寄り添った農法を実践する人は消えていった。

時を同じくして、60、70年代安保闘争を中心とした社会運動が起きた。
経済発展を最優先とする社会の大きな流れに抗おうとした人々の運動である。
加えて全国で公害問題も次々と発生し、人々の社会への不信感はどんどん大きくなった。
それらの運動を経て、それでも思いは通じず、資本主義、対米従属主義でひたすら突き進む大きな社会と、「争う」という思考を越えた人々が現れた。
大きな社会に抗うのではなく、
「社会に依存しない、自主独立した生き方を実践する」という思想が生まれた。
テーマは、「社会システムからの脱却」。
そのための表現として、「有機農業」が始まった。

先の通り、この時代の農業には化学肥料、化学合成農薬が蔓延していた。
しかし、それらは「大きな組織」から「買う」ことでしか手に入れることができないものであり、
それを使うことは、「社会システムへの依存」を意味する。
つまりそれらを全く用いず、自身の圃場内での循環で作物を育て、
できた作物を流通させるルートも、顔の見える人の手から手へ。
「社会がどう変わろうと、自分達を変えることはできないぞ」
という、力強い表現。それが社会システムからの脱却への道だった。
まさに現代アートさながら。ライフスタイルでアートをする人々。それがその頃の有機農家だった。

その話を伺い、なんてかっこいいんだ、と感動した。
自主自立し、その周りに豊かな繋がりを生み、小さなコミュニティを形成する。
有機農家は小さな持続可能社会の起点となる。
僕もそこを目指したい。

2016年7月3日日曜日

書きたいのに書けない…。

ブログの更新が滞っております。
そもそもこれは多くの方に読んでいただくためではなく、
自分の備忘録と思考の整理のために書いているので、
時間がある時に書けばいいと思ってはいるものの、
あまりにも書けなさ過ぎました。
おかげで頭の中は混沌としております。
忘れたくないけどうまく言葉にできないままの日々の想いが、
ぐるぐると回ったり、ちょっと消えたり(もったいない)、
あぁ書きたい。なんでこうも時間がなくなってしまったのか。
これからは毎日分書くのではなく、なんとか時間がとれた時に、
自分の頭が整理できる分だけ書くようにしようと思います。

2016年6月14日火曜日

大阪。

淀屋橋。ルシュクレクール。
風が起きていた。
店構えもパンも人も、かっこよくてめちゃくちゃ刺激的だった。
開店30分前に着いたけど、すでに前には10組くらい並んでて、
開店時間の11時には、僕らの後ろにも長蛇の列。100人くらいいたんじゃなかろうか。
いい仕事を見させてもらって、明日からの仕込みに気合が入る。

【6月14日(火)】 
曇り/26℃・18

2016年6月13日月曜日

名古屋から岐阜へ。

2年前に訪れて、感激した店。多治見の、hoshizumi。
名古屋にいる時に、ちょうと星住さんからキッカケをもらい、
急きょレンタカーを手配してディナーへ。
名古屋から1時間くらいで着いた。
思ってたより近くてよかった~。
店内は撮影NGなので、写真はこの1枚しか残っていないけど、
今回も、空間も接客も、そして光ってる料理も、すごく良かった。
今回も刺激をたくさんもらえた。

【6月13日(月)】 
曇り/22℃・16

2016年6月12日日曜日

名古屋旅行。



名古屋。
長年の念願、Nokos à L'étage ノコスアレタージュ。
予約席は2か月待ち(!)だったので、
開店1時間前に到着して、ウェイティングに名前を書く。
席が空いたらお店の方が電話してきてくれて、
それを合図に再来店。

凛とした空間。美しいケーキ。
お店の方の接客もとても気持ちがよかった。
勉強になったなぁ。
自分ももっとちゃんと美意識をもって仕事しないと。

【6月12日(日)】 
晴れ/28℃・20

2016年5月9日月曜日

お金を稼ぐこと。


学生の頃から、つい最近まで、お金を稼ぐことに肯定的になれなかった。
特に会社員だった時期、自分だったら買わないなぁと思うようなものを他人に売ったり、世の中に本当に要るのかどうか自分で自信が持てないものを作ったりして、その結果として月一回、銀行口座の数字が増える。そのお金には実体が感じられず、自分が稼いだって実感もなく。
その実体の感じられない数字を追うのが嫌だった。でも周りの人はその数字の増減に一喜一憂し、その数字を増やすことを人生の目標のようにして、毎日遅くまでオフィスに籠る。
それに違和感を抱いていたのは僕だけなのか?そんなはずないと思うんだけど。
実感がなくても生活の糧としては必要だから、もちろんそのお金はありがたいとは思っていたけれど、そのありがたみの種類は、今とは感覚がまるで違う。

今は、お金に対する考え方が変わった。
お金はとても便利な道具である、と考えるようになった。
なんの為の道具かというと、人間社会における【信頼、支持、尊敬】を、数値化するための道具だ、と現時点の僕は思ってる。
お金は、【信頼、支持、尊敬】が具現化した姿である。
だから、お金を使うということは、そのお金を渡した人やモノ、モノのもつ背景などを【信頼、支持、尊敬】しているということになる。
生活の中の消費行動において、なるべくそのことを意識するべきである。
さらに言えば、お金は数値化するための単なる道具であり、実際に交換しているのは【信頼、支持、尊敬】。だから、交換するモノやコトの【信頼、支持、尊敬】が等価値であれば、お金を介さずして等価交換も可能になる。
つまり、追い求めるべきは道具(お金)ではなく、本質(信頼、支持、尊敬)である。
僕はそこをわかっていなかったし、今でも社会の大部分は道具ばかりを追っているように見える。
だからあの頃の僕は、お金を稼ぐことが気持ち悪いことのように感じていたんだと思う。

そう考えたら、今ではお金を稼ぐことは良いことだと思えるようになった。
でもお金を稼ぐことが目的ではない。
価値観を伝え、様々なものや場所や想いを共有し、共感し、心豊かに生きる。
そのために、【信頼、支持、尊敬】を稼ごう。

 【5月9日(月)】 
曇り/23℃・15

2016年5月8日日曜日

湿疹にはキズパワーパッド。

陶器市の出店に伴い、普段以上のペースでパンを焼いたことで、両手に湿疹。
やっぱり自分の身体には週3くらいのペースが合ってるんだなぁと実感。
そして今回湿疹ができたことから、
傷口から粉が入るのが最も症状の進行を早めるので、絶対に防がないといけない、ということと、
傷口を守るにはキズパワーパッドが有効だってことを学んだ。
アレルギーとも、うまく付き合っていけるように自分でいい塩梅を探し、無理をしないようにすれば、なんとかやっていけると思えるようになった。

【5月8日(日)】 
晴れ/26℃・14

2016年5月7日土曜日

ランプ変わりました。

一番手前のランプが、石川若彦さんの焼き物に変わったので、

久しぶりに朝の開店前、パンが並んだところで全体を撮影。
いい!

【5月7日(木)】 
晴れ/27℃・15

2016年5月6日金曜日

新入りダチョウ。

益子からやってきた新入り。ダチョウ。
くまじいと同じく、古川さん作。
お客様のお越しを、首を長~くして待っております。

【5月6日(金)】 
晴れ/21℃・11

2016年5月5日木曜日

銭は使うためにあるのだ。

陶器市での売り上げは、ほとんど現地で使ってきてしまった。
器とか、他にもいろいろと。
帰ってきてにやにやしながら眺める。
こういう意味でも、ほんと出てよかったな~。

【5月5日(木)】 
晴れ/27℃・12

2016年5月4日水曜日

陶器市出店最終日。

今回の陶器市は、くまじいの生みの親、古川さんのブースの隣で出店させていただいていた。
親や兄弟熊に会えてうれしそうなくまじい。

この3日間、周りの方々の優しさに何度も助けられた。
見目テント村の出店者さん達は、本当に気持ちのいい人ばかりだ。
元々、「この人のつくるものはかっこいいなぁ」「この人素敵だなぁ」と感じる人がたくさんいる場所だったから、「ここで出たい」と思って、KINTAさんに相談して、出させてもらえることになったんだけど、
実際に同じ場所に横並びで立たせていただいて、ここで出られて本当によかったなぁ~って、
改めて深く感じて、その度に何度もちょっと泣きそうになった。
心に響くものは、心豊かな人がつくるものなのだろうと思う。
極端な話、もの自体を見なくても、それをつくった人を見れば、そのものを自分が欲しいと思うかどうかは判断できる。ものには人が宿るから。
それはパンや野菜でもそうなのかもしれないと思った。つくる技術を磨くことはもちろん大事。でも、自分が心豊かに生きて、人間的に成長することは、もしかしたら技術の向上以上に、それを食べた人が感じる味にまで影響を及ぼすのかもしれない。
見目テント村には、めちゃくちゃかっこいい、人生の先輩たちがたくさんいた。横に並ばせてもらって、自分の幼さ、小ささも改めて実感した。
心豊かに成長しよう。いい勉強をさせてもらった3日間だった。

【5月4日(水)】 
晴れ/28℃・17

2016年5月3日火曜日

2日目。

2日目。
昨日よりもたくさん持ってきたけれど、
1時間ともたずに完売。お目当てのひとつにしてお越しくださったのにお買い求めいただけなかった方がいたら申し訳なかったなぁ。
陶器市パワーのすごさを連日身をもって実感してる。

【5月3日(火)】 
曇り/25℃・16

2016年5月2日月曜日

陶器市出店初日。

益子陶器市、出店初日。
今回は5月2,3,4日に出させていただくことになった。
初日の2日だけ平日なので、様子を見つつ、無理なく持って行ける数のパンを持って行ったら、
40分ほどで完売してしまった。陶器市パワーすごっ。
とにかく人が多い!
明日からはもっとたくさん持って行けるようにせねば。

【5月2日(月)】 
曇り/19℃・12

2016年5月1日日曜日

陶器市ご挨拶。

明日から、益子陶器市出店!
そのご挨拶周りで見目テント村へ。
みなさんいい人すぎて明日からが楽しみ。
そして周りに並んだ作品たちが美しくてイイ意味でプレッシャー。
がんばろう!

【5月1日(日)】 
晴れ/24℃・11

2016年4月30日土曜日

小麦の花が咲きました。

畑の小麦が穂をつけ、
そこに黄色い小さな花が咲いている。
なんともかわいらしい。

【4月30日(土)】 
晴れ/21℃・15

2016年4月29日金曜日

2016年4月28日木曜日

パン屋的賄い。

美味しい賄いがある幸せ。
こういうパンの楽しみ方をお店でも提案できる日が待ち遠しい。

【4月28日(木)】 
雨/14℃・12

2016年4月27日水曜日

じゃがいも土寄せ。

ジャガイモ土寄せ。
この畑、田植えの時期になるとすぐ側の水路から水が溢れて流れ込み、
びっちょびちょになってしまうことが判明。
ジャガイモには最悪な状況になってしまった…。
何回も土寄せして高畝にしていけば少しはマシになるだろうか。
とはいってもその土寄せが困難なくらいぐちょぐちょなところもあるんだけど。
困った。

【4月27日(水)】 
曇り/21℃・15

2016年4月26日火曜日

高木校庭ピクニック。





直売所から歩いて5分の高木校庭へ。
サンドイッチもってピクニック気分で。
本当に誰~も来ないけど、めちゃくちゃいい場所だと思う。大好きだ。

昔、坂口恭平の「独立国家のつくりかた」って本を読んだときに印象に残った内容で、
自分の家の壁をとりはらい、天井と床をどんどん延長していくように、まちを丸ごと自分の家のような感覚でつかう、みたいな部分があった。
いわゆるホームレスの人々の生活を研究した人の本ならではの内容だけど、
そうやって自分の感覚の中でプライベートとパブリックのあいだのグレーゾーンを今より少し拡大することで、確かに自分の身の回りをより広く自分事として考えられるようになるし、視野もどんどん広くなっていく。
そういう考え方ができる人が多くなれば、それは他人任せでない当事者による住民自治的な働きをするはずだ。
だから僕は高木校庭を自分の庭のように使おうと思ってる。
気軽に過ごすためにふらっと行くし、人も招くし、ゴミがあれば拾う。
今度は本でも持って行こうか。

【4月26日(火)】 
晴れ/25℃・11

2016年4月25日月曜日

栃木案内。

Citron et Citronのユミさんが忙しい中はるばる会いに来てくれたので、
今日はユミさんと3人で栃木ツアー!

dough-doughnuts(無念の定休日)、pejite、mikumari、仁平古家具店、starnet、tonerico、サカヤカフェマルヨシ。
濃いルートだったなぁ。他にもお連れしたい場所はいろいろあったけど、それはまた次の機会に。
行きたいところに行って、会いたい人に会って、美しいものを見て、美味しいもの食べて。
いろいろとお話も聞けて嬉しかったし、なにより楽しかった!

【4月25日(月)】 
晴れ/22℃・12

2016年4月24日日曜日

第1回ZOMArket。






本日、第1回ZOMArketを開催いたしました。
予想以上のお客さまにご来場いただき、賑やかな雰囲気で初回を迎えることが出来ました。お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
たくさんの方々に楽しんでいただけて嬉しい反面、飲食ブースが早々に売り切れてしまってお昼には食べるものがなくなってしまっていたり、今は農作物も端境期ということもあり、野菜の数も少なくこちらも早々に完売してしまったり。
また、駐車スペースが足りなくなってしまったり、お客さま用のテーブルとイスの数が足りなかったり、他にも色々と反省点、改善点が見えました。
次回以降の運営に活かしていきたいと思います。

これから毎月最終日曜日に、月1回ずつ継続的に開催していきます。目指すのは、「特別なイベント」ではなく、「日常のマーケット」です。皆さまの日常を少 しずつ豊かに、いつもの休日に少しのワクワクやときめきを。そんな思いで、気取り過ぎず細く長く運営していければと思います。
来月は5月29日(日)です。出店ももちろん募集中。今後ともよろしくお願いいたします。

【4月24日(日)】 
晴れ/20℃・12

2016年4月23日土曜日

明日はついにZOMArket!!

明日はついに第1回ZOMArket!!
今回は初回ということもあり、僕は事務局業務に集中。
手続き、届出、許可取り、プレゼン、案内、宣伝、連絡。
企画立案から半年、いっぱいやってきた地味~な仕事は全部明日のため。
台無しにしないように最後まで気を抜かずがんばろう。

ということで、明日の一本杉は"akane cafe"!
コーヒーとスープとパンだって。
我が妻ながら、引き出しいっぱいあってすごいな~。

【4月23日(土)】 
晴れ/22℃・12

2016年4月22日金曜日

カブの花。

カブ、トウ立ち。
for 種とり。

カブの花。
カブもアブラナ科なので、花は菜の花。
交雑しやすいので、種とりする場合は近くに他の菜の花がないように気を付ける。

【4月22日(金)】 
晴れ/25℃・12

2016年4月21日木曜日

パクチー発芽中。

メッツァの木崎さんに種を分けていただいたパクチー。
4月12日に直播き。
約1週間経ち、順調にぴょこぴょこ発芽中。
たっぷり蒔いたのでたくさん採れるはず。
今年の夏はパクチーそうめんで乗り切るぞ。
木崎さんにはパクチー返しをせねば。

【4月21日(木)】 
曇り/18℃・9

2016年4月20日水曜日

アーティチョーク殺しの犯人。

ぐんぐん伸びている2年目のアーティチョーク。

ところが、
いきなり死んでしまうものがちらほら。
ショックを受けながら原因を探る。
地下部が怪しいと、根っこを掘ってみると、なんと根っこが丸ごと消えている…。
そして根があった場所の奥には、横穴。
なるほど。モグラか。もしくはネズミか。
モグラはアーティチョークの根を食うのか。
モグラは彼岸花を嫌うみたいだから、彼岸花でも植えてみようか。ネズミ対策は…近所の猫をかわいがるとかかなぁ。

【4月20日(水)】 
晴れ/19℃・6

2016年4月19日火曜日

自分たちにできることは何か。



熊本で大震災。
何かできることはないかと考え、「自分たちがつくったもので少しでも元気づけられたら」と思い立ち、保存がきいて栄養のある食べ物をつくって送ろう!と、シュトレンとパウンドケーキを用意した。

送り先として予定していたのは、熊本市のホームページに支援物資の送り先として載っていた某施設。
つくる前に、念のため送っても大丈夫かどうかを確認できるかもしれないと、市にメールや電話で連絡を試みたけれど、どちらも通じず。
とりあえずつくって、確認がとれたらすぐに送れる準備を整えた。
そして昨日、ついに市役所の方と連絡がとれたところ、「送り先の施設が物資でいっぱいになってしまい、個人からの物資の受付は現在できないのです…」とのお返事が。
僕らと同じように考え、僕らよりずっと早く動いていた方々がたくさんいたみたいだ。というか、僕の考えが浅すぎた。今必要なのは、集まった物資を振り分け、届ける人員。

そしてさらに少し時間が経ってしまえば、また本当に必要なものは変わっていく。
その移り変わる現場の状況を読む力が今の僕らにはないので、今回は、つくってしまったこれらを送るのはやめることにした。

このシュトレンとパウンドケーキは、直売所で販売することにした。
その売り上げは、然るべき時に、現金か物資にするかは未定だけど、被災地のために寄付する。
パウンドケーキはまだしも、直売所にお越しくださった方には、なんで春にシュトレン?!と不思議に思われてしまうかもしれませんが、そんなわけです。

【4月19日(火)】 
晴れ/22℃・10

2016年4月18日月曜日

バターナッツかぼちゃ播種。

太くて長~いマルチを敷いて、
バターナッツかぼちゃ播種、生姜植え付け、北海道かぼちゃ定植。

就農当初はビニールマルチなんて使う気はまったくなかったけれど、
半分農家、半分パン屋になって去年の夏を過ごしてみて、
到底十分な管理はできないという結論に(畑はジャングルになってた)。
ある程度資材に頼るくらいの妥協は今のところ必要だろう。
ゆくゆくは、使わなくてもできるようになったらいいんだけどな。

【4月18日(月)】 
曇り/23℃・14

2016年4月17日日曜日

入団。

今日は地元の消防団の入団式。
今日から僕も消防団員。
地元で自営業をしている限り、避けてはいけない大事な仕事。
南摩で有事の際には駆けつけます。

【4月17日(日)】 
曇り/22℃・11

2016年4月16日土曜日

嬉しい電話。

今日の直売所の営業終了後、一人で掃除をしていたら、お店用の電話が鳴った。
出てみると、「福田くんですか?」と、どこかで聞いたような声。
よくよく話を聞いてみると、黒磯のパン屋さんで働いていた時、よく仕事帰りに寄っていた肉屋のおばさんだった。
え、なんで?!
と思ったら、「先日の新聞の記事を読んで、あ!あの時の子だ!って気づいてかけてみたのよ」と。
僕は当時、パン屋の仕事の帰り道に、クタクタで肉屋によって、よくコロッケやメンチを買っていた。おばさんはいっつも労いの言葉をかけてくれて、「これも食べな〜」とオマケを付けてくれた。その気持ちにいつも助けられてたなぁ。
そうやって応援してくれていたのに、あの時僕は小麦アレルギーになってしまって、不本意ながら黒磯を離れることになった。引っ越す前、わけを話したら、おばさんは一緒になって悲しんでくれていた。
だから新聞で僕が、今は自分のペースで農業をやりながらパンも焼いていることを知り、とても嬉しかったんだって。「がんばって」って、それだけ言いたかったんだそうだ。泣きそうになった。
こんな嬉しい電話をいただけて、とても幸せな気持ちになった。

【4月16日(土)】 
晴れ/19℃・4

2016年4月15日金曜日

筍と焦がし味噌のキッシュ。

今、筍がとても美味しいので、
直売所のお客さまにもぜひ食べてもらおうと、キッシュにいれてみた。
筍、焦がし味噌、自家製ベーコン。
なんだか茶碗蒸しを連想させる風味。
味の決め手は味噌。
来週も筍がとれたらやろうかな!

【4月15日(金)】 
晴れ/19℃・10

2016年4月14日木曜日

筍シーズンスタート!

今年も筍の季節がやってきた!
じいちゃんばあちゃんが山でたくさん掘ってきた。
筍の収穫は、どっちが先に見つけるか、イノシシとの競争だ。
美味しいものはみんな食べたいもんね。
今回はじいちゃんばあちゃんに軍配があがったらしい。
これからしばらくの間は、
筍の炒め物をオカズに筍ごはんを食べ、筍の味噌汁を啜る生活になるんだろうな。
最初のうちは嬉しいけどね。

【4月14日(木)】 
曇り/20℃・12

2016年4月13日水曜日

バインミー研究開始。

ランチにカンパーニュを使ってもらっているMetsaの木崎さんが、
ベトナムに行って、現地のバインミーのパンを買ってきて届けてくれた。
バインミーはMetsaの看板メニュー的な存在だったけど、今はおやすみ中。
パンが完成すれば再開できるのかな?
木崎さんが自分で焼くか、僕が焼くかまだわからないけど、
せっかく届けていただいたので再現研究開始。

「ソフトなバゲット」って聞いてたけれど、
ふわふわでスカスカ。持ってみるとすげー軽い。
バゲットというよりはコッペパンのほうが近いような気がする。
焼き色からして焼成はコンベクション。 

クラムもまるっきりコッペパン。
でもミルキーな香りはなく、主張しない風味。

栃木県産小麦でこういうパンはなかなか難しそう。
でも僕は外国産は使わないので、なんとか工夫して近づけたい。
いろいろ試してみよ~。

【4月13日(水)】 
曇り/16℃・8

2016年4月12日火曜日

アスリー定植。パクチー播種。

アスリーブロッコリー定植。

パクチー、つるむらさき、デトロイトビーツ播種。

【4月12日(火)】 
晴れ/15℃・3

2016年4月11日月曜日

レタスのトウ。

去年植えたレタス。
種とり用に数株ずつ残してある。
やっとトウが立ってきた。レタスの種は採ったことがなかったので心配していたけれど、
なんとかなりそうかな。
レタスはキク科。だから、キクみたいな花が咲くんだろうか。楽しみ。

【4月11日(月)】 
晴れ/17℃・7

2016年4月10日日曜日

美味しいうどんご馳走様でした。

七宝作家の近藤さん宅へお邪魔して、打ち合わせ兼ランチ。
今回は近藤さんが美味しいうどんを用意してくれた。
いろんな薬味もいっぱい。こういうの嬉しい。
かわいい子ども達が摘んできてくれた菜花やタンポポの天ぷらも。
賑やかで楽しい美味しい時間。
あたたかい人がつくるものは、見た目が魅力的であるのはもちろん、
その人がそれをつくってくれた想いや、つくるにあたって過ごした時間が信頼できるから、
とても大事な宝物になると思う。
お願いしたものの完成が楽しみ。また、完成とともに近藤さん一家との再会も、とても楽しみ。

【4月10日(日)】 
曇り/21℃・9

2016年4月9日土曜日

今日だけタルトシトロン。

今日だけ限定で、
大谷農園の自然栽培レモンを使ったタルトシトロンを販売。
やっぱりレモン好きの方は多いようで、あっという間に完売。
興味を持ってくださったのに、食べられなかった方もたくさんいらっしゃるようだけれど、
もうそろそろレモンの時期が終わってしまうので、残念ながら今シーズンは今日が最初で最後かな。
またレモンがなる頃に。

【4月9日(土)】 
晴れ/23℃・7

2016年4月8日金曜日

カフェスペース進捗。

客席スペースの漆喰がついに塗り終わり、
KINTAさんがつくってくれた什器を搬入!(什器は後ほど場所が整ってから詳しく載せる予定。)

白くて明るい空間になった。
いい感じだ。完成まではまだまだだけど、ひとつの大きな進歩。

【4月8日(金)】 
曇り/21℃・8

2016年4月7日木曜日

床コンクリ完了。

改装中のカフェスペース、キッチンの床を、
職人さんが仕上げてくれた。
何回かに分けてコンクリ―トを撫ぜて、滑らかに平らにしていく。
職人の技は見ていて気持ちがいい。かっこいい。

【4月7日(木)】 
雨/12℃・11