2019年9月28日土曜日

農業は風景に大きな影響を与える。

近所の大規模農家さんがメインの作付けを蕎麦に代えたら、
9月の南摩はどっちを向いても白い花畑が見えるようになりました。
ミツバチも増えたように思えます。 

「農業は風景に大きな影響を与える。」
この事は以前から意識していましたが、今年の蕎麦畑にはかなり心を動かされました。

特に南摩のような田舎では、田畑をどう使うかによって景色が大きく変わります。
放置されて荒れたり、銀色のパネルが並んだ電気畑になったりするのはやっぱり嫌で、
 美しいと思える今の南摩の景色を、この先も長く守っていきたい。

パン屋もカフェもおでん屋も学校給食も、もちろん他にも目的はあるけれど、景色を守る為の手段の一つだということを、なにかを判断する際の選択の基準に据えています。

10年後、20年後、もっと先、南摩にどんな風景が広がっているか。
暮らしたい場所であり続けて欲しいです。


2019年9月11日水曜日

学校給食地産地消化 進捗報告


今日までマイチャレンジで地元、南摩の子が来てくれていました。
学校給食用のじゃがいもを一緒に洗浄し、納品。
明日からの給食で自分で食べるじゃがいもを、給食を作ってくれる方に自分で届ける。
いい思い出になってくれたらいいなぁと思います。  

というわけで、しばらく報告が滞っておりましたが、
学校給食プロジェクトは第二章に入り、二学期の南摩の給食はじゃがいもが自給率100%になっています。 
今後のプロジェクトの方向性ですが、地域の田畑を有機的に循環させていくには、多くの方々の手が入る事が望ましいと考えています。 
この事は以前から変わりませんが、そこに至る為の手段を再検討しています。

以前はポイント制を検討していましたが、やっぱり現金、即金の方がみんな分かりやすくて参加しやすくなるんじゃないかなぁと思いました。
そこで目標を、《時給1,000円で誰でも参加できる畑アルバイト》を仕組み化し、作業毎に参加者を募って田畑を循環させることにしようと考えています。 
その為には事務局の整備や、生産効率の向上、時給を払えるだけの利益を上げる加工品の開発、決算システムの検討など、課題が色々と見えてきました。 
あと何より僕に時間が無さ過ぎるのが最大の課題でしょうか。
もっとうまく時間を使わないとなぁ。 

一つひとつ楽しく解決していけたらいいなと思います。
ご意見やアドバイスいただける方、何でもありがたいです。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。