2018年8月6日月曜日

学校給食地産地消化 にんじん播種

なんま夢やさいプロジェクト。
今年は、まずはプロジェクトメンバーで野菜を育て、給食へ納品、子ども達に食べてもらうまでの流れを一通り体験、確認する。

8月4日、畝づくり。

8月5日、にんじん播種。
幼馴染や地元の先輩、その家族、市の職員さん達と畑仕事。
なかなかできない経験だと思うし、何より楽しかった。同じ目的に向かって身体を動かすのは、やっていてお互いに気持ちがいい。
うまく育ってくれれば、11月を目安に給食に使ってもらう予定で進めていく。

ここで、なぜ作付けを「にんじん」にしたかを振り返っておく。
理由は主に以下の3つである。
①にんじんは年間を通してほぼ毎日給食に使われている
…実際、逆ににんじんを使わない日は年間2日程度らしい。
②にんじんの現在の仕入れ先は地域外の公的機関からであり、八百屋さんなどの地元の業者さんからの仕入れの邪魔をしないで済む
… 同仕入れ先の作物に、じゃがいも、玉ねぎもある。
③一般市場でも人気のある作物のため、給食使用分よりも多く収穫できた場合、他の販路で売りやすい
…一般市場での販売によって本事業の運営資金を稼ぐ予定なので、「売れる」ことはけっこう大切。

特に気にしたのは②である。
既存の仕入れルートに、地元の業者さんが関わっている作物がいくつかある。
それらに被らないように進めていくことが、この先、地域の人々とみんなでこのプロジェクトを進めていく形作りをするために非常に重要だと感じている。

最終的には自給率70%を目指していきたいが、
視察先でお会いした皆様が共通して仰っていたアドバイス「決して無理せず少しずつ着実に」を肝に銘じ、まずは1品目から。
地域の皆さんの理解と連携を少しずつ着実に前へ進めていき、1品目ずつでも確実に増やしていけるようにしていきたい。