10月2日、長女が生まれた。
僕らの好きな本「ハチドリのひとしずく」からとり、
「雫」と名付けた。
この本の物語は、
山火事が起きて、山に住んでいた動物たちはみんな逃げ出していったけれど、
一羽の小さなハチドリだけは、川から水を汲んできて、一滴ずつ水を山火事に落とす、というもの。
「私は、私にできることをしているだけ」。
この言葉が印象に残った。
そのハチドリの行動も、その言葉も、とてもいいんだけど、
この本を読んで、それよりももっといいなぁと感じたのは、
ハチドリが水を落として、その後山火事がどうなったか、
結論は、読み手に委ねられているところ。
物語は自分で考えて、つくりあげていくものであるべきだ。
自分で選んで、自分のなりたいものに。進みたい方へ。
そんな風に生きてほしい。
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