麦の脱穀。
去年は道具がなかったから、壁に穂をバットスウィングのように打ち付けて脱穀した。
それがめーっっっちゃくちゃ大変だったので、
今年は足踏み式脱穀機を買った。
昔の道具はすごい。
人の動作はペダルを縦方向に踏み込むだけ。
すると爪付きのドラムが勢いよく回転する。
ペダルを踏む動作は、体重をかけられるし、重力も伴うので、簡単に強い力がかけられる。
踏み込んだ力は効率よく、目的(=脱穀)のために必要なエネルギー(=回転力)に変わる。
もし例えば、ドラムを回転させるために、ドラムについたハンドルを手回しするような仕組みだったら、脱穀はめっっっちゃくちゃ大変だろう。
小さな労力で大きなエネルギーをつくるにはどうするか、
そして、つくったエネルギーを目的の為にいかに効率よく変換するか。
よく考え抜かれている。
こういう仕組みを、暮らしや仕事にも取り入れられるといい。
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