2018年1月24日水曜日

「豊かに暮らす」ということ。

農薬や化学肥料を使わずに畑をやったり、
材料にこだわってパンを焼いているのに、
自分は普段はスナック菓子やコンビニ弁当を食べているようでは、変だ。
それでは本物はつくれない。それはわかっているつもり。
実際に、僕は添加物の使われているものは食べないし、コンビニにもほとんど行かない。

でも、それに加えて、
最近思い知ったのは、
店には常に花を生けるのに、家に生けないのは変だ。
店ではお客さまの人数や雰囲気に合わせて音楽を選ぶのに、家ではテレビがBGMなんておかしい。
店のテーブルには食べ物がより美味しそうに見える光が入るように照明や窓に気を付けているのに、家ではのぺっと陰影の出ない光の下で食事をしていては、もったいない。
皿だってそうだ。家でも本物を使うべきだ。
美しいと思えないものを、暮らしから無理のない範囲で無くしていこう。
自分の暮らしを大切に。
日々、自分と家族にもてなしを。
暮らしの中での実践の積み重ねでこそ、
自分らしくて、しかも自分以外をも心地良くさせる、そういう力が磨かれる。
そして何より、それが「豊かに暮らす」ということだろう。

2018年1月22日月曜日

25(木)、26(金)はお休みをいただきます。



 本日より、第二子出産の為妻が入院となりました。
それに伴い、誠に恐れ入りますが、今週は家族最優先で行動させていただきたいと思います。
25(木)、26(金)は、パンと野菜、カフェ共にお休みをいただきます。
お客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
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なお、27(土)は、スタッフのみんながイベント《杉の子屋》を開催してくれます。
こちらはぜひお楽しみになさってください!
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僕は今週は妻を全力応援、娘とラブラブデートでいきます!!ごめんなさい!

2018年1月1日月曜日

2018 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2018年は1月6日(土)より営業開始です。
1月7日(日)は9:00~14:00の短縮時間になりますが、特別営業します。
なお、カフェ蒔時の営業は1月11日(木)からとなります。

1月6日(土)…パンと野菜の直売所のみ営業 カフェはお休み
1月7日(日)…パンと野菜の直売所のみ営業※9:00~14:00 カフェはお休み
1月11日(木)以降…直売、カフェ共に通常営業開始

1月は妻の第二子の出産という、人生の大イベントが控えております。
その為、縮小営業や臨時休業もあり得るかと思いますが、
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

2017年12月11日月曜日

シンプルに言えるといい。

昨日は一本杉のみんなと忘年会。
楽しかった。飲み過ぎたなぁ。
最後、締めの挨拶を求められて、
自分の口から酔いに任せて不意に出た言葉に、自分がその意味を後から考えさせられる。
「どれだけ言葉を尽くそうとしても、どうしても浅くなるから、言葉はなるべく少なく、シンプルにしたい。」
この一年みんなと仕事ができて楽しかった。本当にありがとう。
この一言さえ言えればいい。

他にたくさん伝えたい気持ちはあるけど、他の言葉を重ねれば重ねるほど、気持ちが言葉に引っ張られる。
その場で言葉に表せることなんて、伝えたい感謝や思いの総量からしたら本当にちっぽけなのに、言葉にするとそれ以外の言葉にならなかったものが影に隠れる気がする。
伝えたい相手も、そしてそれを口にした自分も、言ったこと、言い残したことにとらわれる。言葉は便利だけど不便だ。

様々な人と交わって、
自分の思いをなるべくわかりやすく誤解のないように言葉にして伝えることが必要だと感じたこともあった。そして、いくら言葉を尽くしても伝わらない人には伝わらないし、伝わる人には、シンプルな言葉でより深く伝わる、と学んだ。
自分も、今までお世話になった方々から、言葉以外で伝えてもらっていたことが沢山あったんだと改めて思った。改めて当時を思い起こして、今更になって気付かせてもらうこともある。あぁ、あの時のあの言葉の奥には…って。

自分もそういう風に言葉を扱えるようになりたいな。言葉を尽くすより、シンプルにする方が難しそうだ。ただ口数を減らせばいいってわけじゃない。
相手に伝えようと練りに練り上げた思考を、吐き出さずに解体再構築して、削ぎ落として一言に込める。
賢明で無口な人の頭の中は、見た目には静かでも、実は物凄い速さと量の思考が廻ってるのかもしれない。

2017年11月20日月曜日

ZOMArket終わり。

今年最後のZOMArketが終わった。
最後は晴天に恵まれ、マーケット日和のいい一日になった。

今までの形のZOMArketは、今回で終わりにしようと思う。

物事を考える時、
目的から手段を逆算して建設的に考えて結論を出す時と、
直感の中に結論が先にあり、それを信じてその理由を考える時がある。
今回の決断は後者だ。

このまま続けるより別の良い形がありそうだ、
と直感的に思った。
その理由を考える。

まずそもそもマーケットの目的は何だったか。
「より豊かな日常を、みんなで育むマーケット」
であり、
ここでいう豊かさとは、
当たり前のことを大切にできることであったり、何気ない物事の中にある幸せに気づけることであったり、
今ある日常を改めて見つめなおし、考えが及んでいなかったことや、気持ちが行き届いていなかった部分を洗い出して少しずつ改善していくこと。
暮らしときちんと向き合い、ちゃんと味わう。そのキッカケづくり。
具体的には、
顔の見えるつくり手のつくったものを食べる、使う、触れる。
感性が刺激されるものを見る、聴く、食べる、体験する。
それらを日常に散りばめることで、日常をより良くしていく。
そのための場としてのマーケットだった。

ZOMArketをはじめて丸2年。
マーケットを通じてたくさんの素晴らしい方々と出会い、
色んなキッカケやチャンスもいただけるようになった。
それこそがマーケットを開催してきたことの最大の収穫であり、
逆にそれらがあったからこそ、
そもそものマーケット開催の目的「=より豊かな日常を、みんなで育む」を果たすために取るべき手段は、「マーケット」でなくてもよくなった。
これが直感の根かな。
マーケットの開催は目的ではなく手段であり、
目指すべきゴールは「より豊かな日常を、みんなで育む」こと。
その為に、限りある自分の時間やエネルギーをいかにより効率的に使うか、いただいたご縁をどう活かすかを、改めてよく考えたくなった。

2年で明らかになった課題もある。
「無農薬の野菜への需要に対して、地域にそれを供給できる農家さんが少なすぎる」
ということ。同じく、
 「無農薬の野菜への需要に対して、日常的にそれを購入できる場が少なすぎる」
ことも大きな課題。
うちのように半農でもいいから、
無農薬の野菜の生産、供給に携われる仲間づくりが必要だと感じる。

また、すでに動き始めている新たな取り組みもある。
「学校給食無農薬化計画」。
これは幼馴染や南摩地区の地域の方々と一緒に進行中。
単に給食だけを変えるというだけでなく、実践食育に力を入れる地域づくりを目指す。
上手くいけば来春から少しずつ動き出せる。今はまだまだ机上の空論だけど。

来年は、今までマーケットの運営に費やしてきた時間やエネルギーを、
より効率的に地域の為に活かせるよう、どう使うかを熟慮した上で行動する。
もちろん、主導は僕でなくてもいい。
何か皆さんの取り組みで僕に協力できることがあれば、ぜひお声掛けください。
2年間本当にありがとうございました!

2017年10月30日月曜日

師を見るな。


「師を見るな、師が見ているものを見よ」

何かを深く考える時、
「あの人ならどうするだろう?」
と想像してみることがある。
その時の「あの人」として登場してくれる人は大体決まってる。
そして、
「あの人は今何を見ているか?」
本人に確かめさせてもらえる時間はとても貴重で、他には代えがたい学びの機会だ。

2017年9月5日火曜日

バランス。


直売所の営業日の夕方、突然小学生がやってきて、
「南摩の好きなところはどこですか?」
とインタビューを受けたことがあった。
たぶん授業の課題だったんだろう。

その問いに対して、その瞬間に、
「自然が豊か」とか、「人が優しい」とか、
そういうベタな答えしか頭に浮かばなくて、少し自分にがっかりした。

自分の中にもやもやとしていて、
しっかり方向性は掴めているのに言語化できていないことってたくさんあって、

「南摩のどこが好きなのか」
も、そのもやもやの一部だったことに、その小学生に気づかせてもらった。

そういうもやもやを言語化して自分の頭をすっきりさせるのも、
ブログを書く目的の一つだったりする。

だから考えたい。
「僕は南摩のどこが好きなのか」。
昔は南摩をただただ田舎だとしか考えていなかったけれど、
海外も含めていろんな場所を見て、「田舎」にはかなりの幅があることがわかった。
僕は暮らすなら田舎がいいと思ってる。
水や空気はキレイな方がいいし、自然の中で四季を感じながら開放的に過ごしたい。
しかし、不便さや窮屈さはあまり感じたくはない。

今思う南摩の良さは、
市街地までの距離、里山と平地の割合、人の量、生活必需品の手に入れやすさ、
これらが絶妙に僕の好みの塩梅になっているところ。

南摩は田舎と呼ぶに十分な景色がありながら、
鹿沼市街地までは車で20分、生活必需品は車なら10分以内に手に入る場所がある。
また、人里の周囲を低い里山が囲んでいて、山間地のような窮屈さは感じない。平地も広い。
人も家もあまり多くない。多くないけれど各業種の人材は揃っていて、何か困ったことがあれば誰かしらが解決してくれる。
こういうバランスの田舎は、意外となかなかない。
このバランスが僕は好きなんだと思う。
そうだな、バランスだな。
でもあの時小学生に、「バランスです。」って答えても、「はい?」って感じだっただろうなぁ。