2014年が終わる。
今年は、たくさんの変化があった。
海外にいる時、自分の人生についてたくさん考えたつもりだった。
刺激的な毎日に、価値観もぶっ壊された。
でも、そんなの全然浅かったな、と思ってしまうくらい、
今年はもっともっといろんなことを感じ、考えた一年だった。
自分には何があるのか、何をしたいのか、どうなりたいのか。
それを深く考えることは必要で、大切なことだ。
でも、それは先のことだから、
今その答えは、はっきりと「これだ」というものなんて、出せないんだ。
今まで、「誰もが毎日でも来られるような場所をつくる」= 「パン屋」だと決めていた。
それなりに時間をかけて導き出した、「パン屋」という答え。
それを軸だと思っていた。でも、どうやらそうじゃないのかもしれない。
それを必死に持っていたのは、自分の中に置く「これだ」というもの、「これです」と人に言えるものがないと、
自分を保っていられなかったからだったんじゃないかと、今は思う。
この一年の変化の中で、少しずつ、そんなものがなくても、
自分が自分でいられるような気がしてきた。
「パン屋」という答えのまま、真っ直ぐ進んでいたら、
たぶん「パン屋」にはなれただろう。
でも、パンがなくても、僕が僕でいられるようにはなれなかったかもしれない。
パンがなくても、農業がなくても、自分でいられるほうがいい。
何かに囚われることなく、自分にとって一番の選択を繰り返していけたらと思う。
【12月31日(水)】
晴れ/12℃・-2℃
今年も一年、ブログをお読みいただきありがとうございました。
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