2015年12月21日月曜日

今年も石巻を思いながら。

震災ボランティアでお世話になった石巻の漁師さんが、
誕生日&入籍祝いに牡蠣を送ってくれた。
ボランティアを終えてからも、ちょくちょく連絡を取り合っていて、
牡蠣も毎年少しずつだけど買わせてもらっている。
今年も美味しいなぁ。石巻で過ごした時間が甦ってきた。  
僕がボランティアに行ったのは震災の2年後で、少しずつ復興が進み、牡蠣の養殖が再開されたところだった。
本当はもっと早く行きたかったんだけど(なんて行かなかったやつに言う資格はないか)、当時会社員で新入社員だった僕は、
情けないことに会社を休んでそこへ飛び込んでいくことはできなかった。
何やってんだろう…と思いながらも新しい環境と仕事に慣れるのにいっぱいいっぱいで、
踏み出す勇気はなかった。モヤモヤするのが嫌で、そのうちにそのことを考えることからも逃げた。
今だったらどうするだろう。あの時の状況に今の自分で居られたら、会社辞めてでも行けるかな。

あんなに衝撃的だった震災も、2年も経つと離れた場所の人の頭からは大分薄れ始めていて、
当時一緒にボランティアに参加したメンバーも、純粋に「人助けがしたい!」って想いの他に、
(もちろん前提としてみんなそういう気持ちはあったとは思うけど、)
その他にいろんな事情を持った人が多かったように思えた。人生の悩みとか、精神の不調とか。
そんなメンバー、7人だったかな?で、公民館での共同生活。
いろんなことがあった。もめ事ももちろんあったし、それぞれが置かれた複雑な状況がそうさせたのか、今後の生き方についてまじめに語り合ったりもした。
漁師さんとも、そのご家族とも、牡蠣の作業をしながらたくさん話をした。
仲良くなって、最終日には居酒屋に連れて行ってくれて、二人で飲んで、
別れ際には少し泣いたくらい。良い時間だった。
自分も入籍した今、奥さんと連絡が取れないまま、1週間以上も安否すらわからないまま過ごす時間がどれだけの重さか、あの時より少しはわかる。
立ち止まった時間は人を深く大きくする。牡蠣のおかげで忘れちゃいけないものを思い出せた。

あー、あれから3年も経ってるのに文章にするとまとまらないな。

【12月21日(月)】 
晴れ/11℃・2

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