2015年11月23日月曜日

アレルギーについて。

昨日の「てとテの森 森のレストラン」に集まった方々は、食に対する関心の高い方が多く、
僕の体質について何度かご質問をいただく機会がありましたので、ここで少し説明をさせてください。
自分の身体について同情を誘うようなことはしたくないのであまり触れていませんが、僕は小麦とライ麦のアレルギーを持っています。小麦への接触過多により 発症しました。主な症状は生の小麦粉(特に外国産)に触れた箇所に湿疹ができるというものです。食べることにより症状が出たことは今まで数回しかありません(体調が悪い時に食べたり、小麦ばかりを食べすぎた場合具合が悪くなることがあります)。


小麦アレルギーは、遺伝子組換え、品種改良、ポストハーベスト、農薬など、本来の自然な小麦にはない成分に身体が反応して、その結果小麦粉自体も拒否するようになってしまうこともあるらしいです。僕の身体が外国産と国産の小麦で反応が違うのはその為かと思っています。
僕の場合、粉への接触による症状の発生については、身体の具合によるところが大きく、寝不足であったり、疲れが溜まっていたりするとすぐに湿疹ができま す。これは眠れないほど痒いです。しかしその後十分な休養をとれば湿疹は数日で消えます。体調が万全なら小麦粉を触っても湿疹はできません。


農業をする中で日光に当たったり、土に触れたりすることは、身体の免疫を高めて症状を抑制することに繋がっていると実感しています。ですので今は自分の身体と相談しながら、免疫を高く保つことを意識しながら生活し、無理のない範囲でパンを焼いています。現状では週3回がベストです。それ以上になると皮膚の色が変わったり、痒みが出たりし始めます。免疫を高めるために農業以外には、食品添加物をなるべく身体に入れないようにしています。コンビニ弁当やカップ 麺は食べません。ファーストフード店やファミレスにも、よほど大事な付き合いがない限り行きません。
 

添加物断ちをしていたら、たまにやむなく添加物が使われたものを食べると、舌が痺れたり、気持ち悪くなったりするようになりました。きちんと選んだ食べ物を日頃から食べるようにすれば、身体で身体によくないものを感じることができるようになるのかもしれません。アレルギーも、身の回りのものや身体に入れるものを、きちんと考えて選ぶようになるいいキッカケだったと今では思います。

病院に行くと、お医者さんには「小麦には一切触らず、食べるのもやめたほうがいい」と言われますが、僕はそうは思いません。かと言って行動の判断基準はあ まり明確にはなってなくて、「それで自分が気持ちよく過ごせるか」としか言いようがないのですが。食や暮らしへの関心を常に持ち、自分が自分の判断に納得 できるだけの知識は持ち合わせておきたいと思っています。

アレルギーを持っていても、自分のやりたいことを縛るのは気持ちよくない。アレルゲンに触れることになっても、それでやりたいことができて(もちろん無理のない範囲で)、気持ちよく過ごせるならその方が健康的だと考えています。そのバランス感覚は難しいけれど。


と、こんなことを書いても他の方の参考にはならないと思いますが…。僕の今の考え方と身体の具合について書いてみました。
何かアドバイスや体質改善にしていい情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら教えていただけたら嬉しいです。
また、僕のようなトラブルをかかえている方、僕に力になれることがあれば協力します。


【11月23日(月)】 
曇り/12℃・10

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