2014年9月3日水曜日

シャンティクティでエコツアー。


長野、安曇野、シャンティクティでエコツアー。
パーマカルチャー、 自然農、持続可能なライフスタイルについてなど、
代表の臼井健二さんが自ら敷地内を案内しながら解説してくれる。

敷地内の畑は、様々な生態系が絡み合うスパイラルガーデンになるよう設計されている。
セルフビルドの建物の壁は、ストローベイルの上にここの土、漆喰を重ねたもの。ほぼここにあるもので作られている。
屋根の上で作物を育てるルーフトップガーデン。スペースが有効活用できて、断熱効果も得られる。
耕していない土に刈り草を敷き、種を降ろす。耕さなくても土はフカフカ。
キュウリの種取り。種を繋ぐことで、場所、気候、栽培方法に合った作物へ変化していく。
種バンク。種を借りたら、2倍にして返すのがルール。逆に保存したい種を預ければ、誰かが育て繋いでくれる。
エコツアー後は朝食。ここで採れたものでつくられたメニュー。シンプルで滋味深い。
食べ物も、建物も、エネルギーも。
自分たちが生きていくために必要なものは、自分たちでつくる。
何でもDIYできる百姓になる。
それは、自分がより豊かに生きていくための近道だと感じた。

「百姓とは、百の姓を持つ人のこと。
その百に加えて、特に秀でた能力を一つ身に着け、
 百一姓(ひゃくいっしょう)になることが望ましい。」
臼井さんのこの言葉が印象的だった。

「足るを知る」という方向へ、
生き方をシフトすることはこの先絶対に必要だ。
それは人類全体で取り組まなければならないことだと思う。
でも大それたことは、自分一人ではできっこない。
だからまずは自分の暮らしの中の何か一つから、変えてみよう。
この旅で、前よりもっと、幸せを感じることが上手になった気がする。

【9月3日(火)】
曇り/25℃・20℃

無事鹿沼に帰宅。過密スケジュールだったけれど、とても充実した二泊三日だった。

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