2015年7月20日月曜日

森のレストラン。

お子様向けの料理体験イベント「森のレストラン」のお手伝い。
最初の一品から衝撃。
トマトを入れたプールと、酢水を入れたプールを並べて、
子ども達が素足でまず酢水に入り、その後トマトのプールで足踏み!
そうしてできた100%トマトジュースで乾杯!
びっくりしたけど、ワインとかこうやってつくられてたんだろうな~。

シェフの鮮やかな包丁さばきに目を輝かせる子供たちの表情が印象的だった。
この後シェフがさばいた切り身に、子ども達が自分で塩コショウと片栗粉をつけて、フライパンでムニエルに。
自分で手を動かして、見て、触れて、音も匂いも全部感じて。こういうのは子どもたちにとってものすごくいい経験だろうなぁ。
この場に居られてよかった。自分の仕事にも活かしたい!

パンの販売もさせてもらった。
子どもたちの料理がひと段落するまではパンの販売を開始できず、買おうとして売り場まで来ていただいたのにお断りすることになってしまった方がたくさん。申し訳ありませんでした…。
そうやってお断りしたお客様の中に、どうしてもパンを食べたいと思ってくれたのか、後ろ手にパンを隠し持って放さない子が。微笑ましかったな~。そんなに欲しいと思ってもらえておじさん嬉しいよ。かわいいなぁ。
そんなあの子や皆さまのおかげで、パンは完売。ありがとうございました!
結局買えなかった方すみません。

今日のような体験から、料理人を志す子もいるだろうか。
そんな子がいたら最高だけど、そこまでいかなくても、自分が食べるものに少しでも関心を持ってくれたらいいな。
食べたもので身体はつくられる。どんな身体を持っているかは、その人がどんな人間かを表す。
だから、なにを食べるかは本当に重要な選択だと思う。
悲しいことに、何も考えなかったり、選ばされているのに気付かずに、大きいものに巻かれるようにして食べ物を選んでしまうことが、どうしても多くなってしまうのが多くの場合の現状だ。
こういう体験を経た子ども達が、それを変えてくれることを願う。
もちろん僕もがんばるけど!

【7月20日(月)】
晴れ/33℃・25
日焼けしすぎて全身の皮膚があっつい。

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