丹波大納言小豆を収穫中。
株ごと引き抜いて根っこを見ると、根粒菌のコブがたっぷりくっついていた。
根粒菌は、主にマメ科植物の根に共生するバクテリアの一種。
宿主の植物から光合成によって生み出されたアミノ酸をもらう代わりに、
空気中の窒素をアンモニアに変え、植物が吸収できる形で土中に固定する性質を持つ。
つまり、根粒菌が働くことによって、
植物の生長に必要な窒素分を、肥料を使うことなく土中に補給することができる。
さらに、土中の窒素分が充分になると、根粒菌の数は自然と少なくなるという。
土に含まれる窒素分の量を測る目安にもなり、過剰に窒素が増えすぎてしまう心配もない。
無肥料栽培にはこの根粒菌の活用がポイントになるのではと思っていて、
この小豆はバターナッツと混植させていた。
バターナッツが肥料なしで無事収穫できたのは、
こいつらのおかげかもしれない。ありがとう根粒菌!
今日はそんなことを思いながら根っこを見たり土を見たりしていた。
そこへ、まんまる農園の丸山さんと、俺たちの米の廣田さんが来てくれた。
素人臭い畑を案内するのは恥ずかしかったけれど、
先輩方に今の自分を見てもらうことができてよかった。
【10月29日(水)】
晴れ/20℃・4℃
ノンフライ野菜チップス試作。オーブンの温度を変えたり、オリーブ油を塗ってみたり、塩揉みしてみたり。もう少し色々試さないと。
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