2014年7月16日水曜日

何でも直す男がやってきた。

WWOOFホストの元に、
「何でも直す男」がオーストラリアからやってきた。

到着するなり彼は、
ホストのお父さんの音の出なくなったケータイをちゃちゃっと分解して
「Fixed(鼻歌まじりで)」
直した。
映らなくなったパソコンのモニターをささっといじって
「Fixed(何事もなかったかのように)」
直した。

スゴすぎ!

「日本人は使えなくなったものはすぐに捨てて、新しいものを買う。
 お金も気持ちも損してるよ。」
彼の言葉にはっとした。

正直僕は、その音の出ないケータイを見て、
 「古いからもう寿命なんじゃないかな~」
と思っていた。買い換え時なんじゃないかって。
きっとそのケータイが自分のものだったら、本気で直そうともせずに、買い換えていたと思う。
そういうモノの使い方が染み付いてしまっているのを実感した。

何かを自分のモノにする時には、
ずっと大切にし続けたいものを選び、最後まで丁寧に使い抜く。
そんな気持ちを持たなきゃいけないなぁと、改めて思った。

さらにその後、
「何でも直す男」は、



「何でも作る男」になった。

自分で選んだものを長く使い続けるために、
飽きないように、もっと自分に合うように、
自分でカスタムしてしまうんだ。

僕は今日、その男に「かっこいい~!」って何回言っただろう。
羨ましい。こういうかっこよさに憧れる。


【7月16日(水)】
晴れ/33℃・22℃
「何でも直す男」へのお礼はディナーのステーキ。僕もそのおこぼれに預かる。

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