2014年7月25日金曜日

自然農法の畑にて。

自然農法について本やネットで勉強しても、なかなか実際にどうすればいいのかわからない。
そこで、自然農の畑を直接見て、実践者のお話を伺いたいと思い、
茨城県那珂市の自然農法の先進農家さんのもとにお邪魔し、一日作業を手伝わせてもらった。

とてもおおらかで素敵な方だった。
たくさんの試行錯誤の上で身に着けたであろう知識や技術を、
おしげもなく教えてくれた。

おかげで、自然農の利点や欠点、不耕起不除草の意味が、ぼんやりと掴めてきた。

ここの作物達は、雑草の中でたくましく育っていた。
雑草も、害虫も、あるべくしてある。
何かだけが必要で、何かは要らないなんてことは、自然の中ではあり得ない。

「自然農にしてから、作物がうまく育たなかったりしても、あまり落ち込んだりイライラしたりしなくなったな~。」
と、農家さんの言葉。
計算通りにいかないことも多い。でも、逆にそれが楽しいんだとか。

収穫を迎えた作物の中には、去年の種がこぼれて勝手に生えたものも。
「そういう作物のほうが強いし、俺は何となくそういうののほうが好きなんだよね。」
だって。自由な感じ。すごく共感。

自然農の畑に育つ作物達は、たくましくてワイルド。本当に、少し怖く感じるくらい。
時間とともに、人間に飼いならされた姿から、本来の野生の姿に近づいていく。
味も原種に近くなっていくことが多く、辛いものはより辛く、酸っぱいものはさらに酸っぱい。
人間が畑で育てているのだから、本当の野生そのものに返ることはないと思うけど、
そうやって自分の力で元気いっぱいに生きる作物達を見るのは、とにかくとても気持ちがいい。

自然農法は、自然の豊かさや怖さをよりダイレクトに感じながら、自然の流れに身を任せるようにして作物を育てる。
だからその実践者は、おのずとおおらかで、でも日々の些細な変化に気が付けるようになっていくんだろう。
作物にとっても、自分の成長のためにも、僕が選ぶべきは自然農法だ。

「またいつでもおいで。」
と言ってもらった。
種もたくさん分けてくれた。
とても良い先生を持つことができた。

【7月25日(金)】
晴れ/34℃・24℃
畑で食べさせてもらったルッコラは、ゴマのような芳ばしい香りも、爽やかな辛味も、とてもくっきりとしていた。「ルッコラとはこういうものだ!」と言われているようだった。

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