オーストリアの哲学者、ルドルフ シュタイナーが提唱した農法で、農薬や化学肥料を一切使わず、太陽、月、星が生み出す宇宙のリズムからの作物への影響を考慮しながら栽培管理をすることが特徴。
宇宙のリズムなんていうと、ちょっとオカルト?って思ったりもするけれど、
実際、潮の満ち引きは地球と月の位置関係によって起こっているし、
その月の位置は星座の間を移動していく。
月の引力は地上の水分に大きな影響を与えているのだから、
身体の多くの部分が水分で構成される植物や、もちろん人間にだって、
影響がないと考える方がむしろ不自然だ。
「満月が過ぎたから、今日はキュウリを採ったらすぐ食べるのはいいけど、保存はできないよ。」
「今夜の月はハーブにいい位置にくるから、今日はこのバジルの土寄せをしよう。」
WWOOF中、畑で聞いた言葉。
今回のWWOOF先の農園では、無理のない範囲でバイオダイナミック農法が実践されている。
ホストのお母さん曰く、バイオダイナミックのリズムにうまくあてはめて栽培できた作物は、
味もとっても美味しいし、びっくりするくらい長持ちするそうだ。
実際、いい月のタイミングで収穫したズッキーニは、ものすごく美味しかった。
神秘的でありながら、科学的で合理的でもある。
僕もできる範囲で、バイオダイナミックを取り入れてみようと思う。
【7月18日(金)】
雨/24℃・21℃
雨/24℃・21℃
今日で今回のWWOOFは終了。ここには絶対また来る。たぶん近いうちに。
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